シルヴィ・ギエム・オン・ステージ2007 シルヴィ・ギエム、進化する伝説(Bプロ、2007年12月11日)

いよいよ東京公演の開始です。
私は12月11日のBプロ(演目は以下に記す)を鑑賞予定です。

「椿姫」第3幕のパ・ド・ドゥ
 [出演]シルヴィ・ギエム、ニコラ・ル・リッシュ

「TWO」
 [出演] シルヴィ・ギエム

「PUSH」
 [出演]シルヴィ・ギエム、ラッセル・マリファント

「カルメン」
 [出演]
 カルメン:斎藤友佳理(12/10,12/15)/上野水香(12/11)
 ホセ:大嶋正樹(12/10,12/15)/木村和夫(12/11)
 エスカミリオ:高岸直樹(12/10,12/15)/後藤晴雄(12/11)
 ツニガ:後藤晴雄(12/10,12/15)/平野玲(12/11)
 運命:奈良春夏(12/10,12/15)/高木綾(12/11)

「シンフォニー・イン・D」
 [出演]東京バレエ団

Aプロでシルヴィが踊る「白鳥」も観たかったけど「2幕のアダージョとコーダ」のみというのは何だかな、と思って結局Bプロにいたしました。(この前の世界バレエフェスでも消化不良感を覚えたので)
特に楽しみなのは「TWO」
限られた空間の中での動きで、無限のパワーを放射するあの印象は未だに鮮やかです。

今回の演目に、先日惜しくも逝去された偉大なる振付家「モーリス・ベジャール」氏の作品が入ってなかったのはかなり残念です。(演目がだいぶ前に発表されてたのでもう無理だったのかも。シルヴィの踊った『ルナ』や『シシィ」はあたかも美の化身みたいで絶品でした)

12月11日

カルメン
振付 アルベルト・アロンソ
音楽 ジョルジュ・ビゼー/ロディオン・シチェドリン
 カルメン   上野水香
 ホセ     木村和夫
 エスカミリオ 後藤晴雄
 運命(牛)  高木 綾
 女性ソリスト 長谷川智佳子 西村真由美
 他 東京バレエ団 

椿姫 第3幕よりパ・ド・ドゥ
振付 ジョン・ノイマイヤー
音楽 フレデリック・ショパン
ピアノ演奏 高岸浩子
 マルグリット シルヴィ・ギエム
 アルマン   ニコラ・ル・リッシュ(パリ・オペラ座エトワール)     

シンフォニー・イン・D
振付 イリ・キリアン
音楽 ヨーゼフ・ハイドン(交響曲「時計」「狩」)
 井脇幸江 小出領子 高村順子 奈良春夏 森 志織 田中結子 前川美智子 吉川留衣
 大嶋正樹 中島 周 松下裕次 鈴木淳矢 氷室 友 長瀬直義 横内国弘 梅津紘貴

Two
振付 ラッセル・マリファント
音楽 アンディ・カウトン
 シルヴィ・ギエム

Push
振付 ラッセル・マリファント
音楽 アンディ・カウトン
 シルヴィ・ギエム ラッセル・マリファント

…「シンフォニー」で東バの主力ダンサーの一人、大嶋正樹さんが負傷されたようです。
(私はわりと前の列で観ていたので、彼が不自然な風に着地して表情をゆがめ、他のダンサーに両脇を抱えられるようにして舞台袖に引っ込んでいったのを見てしまいました。暫く舞台上は無人…でも最後まで踊りは続きました)
怪我が大事無いことを祈るばかりです。

*追記-東バのサイトに大嶋さんの怪我についての記事が載ってました。
「左脛骨骨折で現在入院治療中」とのことです。
…じっくり養生してしっかり治してください。

さて、ここからは演目の感想。

「カルメン」は…女性ソリストのうち一人が音楽に乗り切れてなかったのがかなり気になりました。
 あと、「エスカミリオ」の後藤さんはまだ役を掴みきれてないような。(もう少し晴れやかな踊りであってほしかったです。以前観た高岸さんの印象が強いので余計そう思えたのかも)

「椿姫」…ル・リッシュの出番がこの演目だけなのがかなり惜しいです。
(もっとも、この前のバレエフェスで踊ったような意味不明のコンテを追加されるよりは遙かにマシかもしれない)

「シンフォニー・イン・D」…東バにはバランシンより、この手の作品のほうがずっと合ってます。男女でお揃いの衣装(黒いベースボールキャップ風の帽子に黄色と黒のスポーツウエア風コスチューム)もよく似合ってるし、何しろ一部の男性ダンサーの背が小さいとかスタイルが悪…ゲホゲホ、とかが全く気にならないし。
何度観てもその度に笑える上質の演目です。(今回はアクシデントが残念でしたが)
そして、普段は大人っぽいイメージの井脇幸江さんが実にキュートでした。可愛い役もかなりイケてます。

「TWO」は至芸の域、何度見ても感動的ですが、この演目を上演するならば会場のキャパがもっと小さいほうがさらに観客とダンサーの緊密な結びつきが生まれるのではないかと、見るたびにそう思います。(天王洲のアートスフィア←今は名称が変わってしまったけど あたりが向いてそうな)

「PUSH」については…ちょっと時間が長いかな。

追記:2007年のブログから引っ張ってきました(2つの記事を1つに構成)。一部けなし気味のことを書いてますが、演目は変化に富んでいて面白かったです。何よりも「Two」の素晴らしかったこと。
…大嶋さんの負傷を目の当たりにしてかなり驚きましたが。

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