ベルリン国立バレエ団「ラ・バヤデール」(2005年6月21日)

昨日見に行ってきました。「ラ・バヤデール」は今まで5回鑑賞したことがあるのですが、その中でも満足感が高い公演となりました。 ラ・バヤデールという作品は、「チャイコフスキー以前」のバレエ作品なので、バレエ専門の作曲家(L・ミンクス)が作曲を手がけてますが…、音楽史に残る名曲、とはとても…。(むしろこの作曲家の「ドン・キホーテ」の方が、まだよく書けていると思います)インド(但し空想の古代)のお…

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パリ・オペラ座バレエ団『白鳥の湖』(2006年4月24日ソワレ)

もうこれ以上怪我人やらキャスト変更やらがないことを祈りつつ、観に行ってきます。 超大型エトワール(身長も高いが肩幅も広く、バレリーナと言うよりアスリートか水泳選手を思わせる、でも美形)マリ・アニエス・ジローの踊りが楽しみです。 彼女の踊りで強烈だったのは、以前牧の「ピンク・フロイド・バレエ」で魅せた「RUN LIKE HELL」(だったよな、確か)あの1シーンだけの出演だったのに、未だに…

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東京バレエ団 ニジンスキーの伝説『ジゼル』(全2幕)2007年9月9日(日) ゆうぽうと簡易保険ホール

ジゼル:吉岡美佳 アルブレヒト:フリーデマン・フォーゲル ヒラリオン:木村和夫 【第1幕】 バチルド姫:井脇幸江 公爵:後藤晴雄 ウィルフリード:野辺誠治 ジゼルの母:橘静子 ペザントの踊り(パ・ド・ユイット): 小出領子 - 古川和則 高村順子 - 中島周 長谷川智佳子 - 平野玲 佐伯知香 - 大嶋正樹 ジゼルの友人(パ・ド・シス): 西村真由美  …

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牧阿佐美バレヱ団「眠れる森の美女」(2007年6月公演、五反田ゆうぽうと簡易保険ホール)

6月16日マチネ プロローグつき全3幕 オーロラ姫    伊藤友季子 フロリモンド王子  逸見 智彦 リラの精      笠井 裕子 カラボス      本多 実男 フロレスタン24世王 京谷 幸雄 王妃        坂西 麻美 【プロローグ】 リラの精のカバリエール 塚田  渉 水晶の泉の精      佐々木可奈子 そのカバリエール    徳永 太…

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モーリス・ベジャール・バレエ団「バレエ・フォー・ライフ」(2006年6月18日マチネ、ゆうぽうとホール)

篠つく雨の中を、はるばる五反田ゆうぽうとまで行ってきました。(先週も行ったばかりだけど) この作品は前にも観たけど、観るたびに新たな感動がある作品です。最近のモーリス・ベジャール氏の作品では、一番好きなのです。 休憩なし、約2時間弱のステージは、クイーン(ヴォーカルのフレディ・マーキュリーが夭折)とモーツァルト(説明不要)の音楽に乗せてスピーディに展開します。 死の匂いを濃厚に漂わ…

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新国立劇場バレエ団「ドン・キホーテ」(NHK教育テレビ2005年8月21日放送分)

NHK、もっとバレエの放送増やせ!と密かに叫んでます。私は受信料不払いにしてないんだから、このくらいは要望しても問題ないかと。以前と同じくらい(衛星だけでなく地上波でも)放送してほしいものです。特に新国立劇場関連は。 放送を見て「あ、失敗した」と思いました。やはり無理してでもチケット買うべきだったと。 主演の二人(ボリショイのザハーロワとウヴァーロフ)の足先や身のこなしの美しいこと。以前…

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牧阿佐美バレヱ団「白鳥の湖」(2009年10月公演、ゆうぽうと)

2009年10月24日マチネ、ゆうぽうとホール 演出・振付/三谷恭三 (プティパ/イワノフ/ウエストモーランド版による) 音楽 P.I チャイコフスキー 美術 ボブ・リングウッド 指揮 A.アニハーノフ 管弦楽 東京ニューシティ管弦楽団 オデット/オディール 伊藤友季子 ジーグフリード王子 逸見智彦 王妃 坂西麻美 ロットバルト 森田健太郎 〈1幕〉 …

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シルヴィ・ギエム「最後のボレロ」(2005年11月21日ソワレ)

只今午後11時、漸く帰宅して顔を洗ったあと、このブログを書いております。 ベジャールの「ボレロ」は、彼女のレパートリーの中でも人気の高いものだけに、今回の上演で封印されるのはつくづく惜しいことです。(でも、まだまだ舞台を退くわけではなさそうなので、その点では安心しました) 今夜の演目は、以下のとおり。  「テーマとヴァリエーション」(バランシン振り付け)  「PUSH」(マリファ…

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ボリショイ・バレエ団「ラ・バヤデール」(2006年5月4日、ソワレ)

感動の覚めやらぬうちに、少しでも書いておきます。 グラチョーワ(舞姫ニキヤ)、ネポロージニー(戦士ソロル)、アレクサンドロワ(領主の姫ガムザッティ)皆よかったです。 黄金の仏像役で岩田守弘さんが出てきて(全く知らなかったので)びっくり。(盛り上がったな、彼の踊り) 以前、別のバレエ団で見たときはどうも上品過ぎて迫力不足だった「太鼓の踊り」はダイナミックでパワフルです。(何度かガラで観ま…

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ボリショイ・バレエ団「ファラオの娘」(2006年5月12日ソワレ)

先ほど帰宅して、顔を洗ってからこのブログを書いております。 今回の日本公演は(キャスト変更があったにしても)素晴らしかったです。ボリショイの底力の凄さを魅せてくれました。 キャラクテールやコールドの質の高さに(脇がしっかりしてると、全幕の場合さらに面白くなる)、美男美女ぞろいのダンサーたち。(旧ソ連邦って美人の特産地だったのか?と思えるほどでした←グルジアやウクライナなど旧ソ連邦出身者も多い…

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