東京バレエ団「眠れる森の美女」(2005年8月19日ソワレ)

幕間にプログラムを捲りながら、(随分ダンサーが入れ替わったな)と思いました。 特に女性のソリスト以上がかなり。 リラの精をよく踊ってた遠藤さんや、フロリナ姫の佐野さんなどがいない…。 ユカリューシャや吉岡さんは今回は出番なしだし。 (別の日に井脇さんは出てたようですが) 本当は吉岡さんのリラと井脇さんのカラボスも見たかったです。 このバレエ団の「眠り」は、私が全幕で初めて見た「眠…

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英国ロイヤルバレエ団「マノン」(2005年7月17日、ソワレ)

まさかシルヴィ・ギエムの舞台を観て、泣くとは…。いい意味で期待を裏切られました。 今まで沢山彼女の舞台を観て、感動することや驚嘆することはあっても、涙流すなどということとは無縁だったので。 「マノン」あらすじは知っている方も多いと思うので、いちいち説明まではいたしません。(美女マノンと彼女に魅せられた若者、デ・グリューの破滅へと突き進んでいく運命の恋物語です) 私は確か学生時代に一度読んだ…

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英国ロイヤル・バレエ団「シンデレラ」(2005年7月10日)

ダーシー・バッセル(タイトルロール)見たさにチケットを取りました。結果的には大正解でしたが…今回は、キャスト変更が多かったようで。 所見の回で、王子を演じる予定だったジョナサン・コープが「内臓疾患」で代役が立ってた(苦笑)コープって病気と怪我が結構多いのね。 コープは長身で、優雅な雰囲気を持っているし、ダーシーやシルヴィ・ギエムみたいな大柄なバレリーナとのパートナーシップでも魅せてくれる…

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東京バレエ団「M」(2005年10月30日、五反田ゆうぽうと)

東京バレエ団「M」(2005年10月30日、五反田ゆうぽうと) ベジャール振り付け「M」は、以前の再演を生で鑑賞しております。 「M」は三島由紀夫のイニシャルであり、同時にフランス語の「海」「死」「変容」などの頭文字。このバレエは三島の伝記でも批評でもありません。彼の作品を思わせる断片的シーンの積み重ねによって、様々なイメージを喚起させます。(禁色、午後の曳航、金閣寺、鹿鳴館、憂国など)…

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第11回世界バレエフェスティバル【プログラムB】2006年8月8日(火)ソワレ

【第1部】 ヴィエングセイ・ヴァルデス ロメル・フロメタ 「ディアナとアクティオン」  振付:アグリッピーナ・ワガノワ 音楽:チェーザレ・プーニ エレーナ・テンチコワ フィリップ・パランキエヴィッチ 「リーズの結婚」  振付:フレデリック・アシュトン 音楽:フェルディナン・エロール ジョエル・ブーローニュ アレクサンドル・リアブコ 「幻想-『白鳥の湖』のよ…

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世界バレエフェスティバル30周年記念公演 第11回世界バレエフェスティバル Aプロ(2006年8月3日、ソワレ)

【第1部】  ルシンダ・ダン マシュー・ローレンス 「ラ・ファヴォリータ」 振付:ペタル・ミラー=アッシュモール 音楽:ガエターノ・ドニゼッティ ニコラ・ル・リッシュ 「7月3日 新しい日、新しい人生」-世界初演- 振付:ジェレミー・ベランガール 音楽:エイフェックス・ツイン タマラ・ロホ イナキ・ウルレザーガ 「白雪姫」 振付:リカルド・クエ 音楽:エミリオ・…

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第11回世界バレエフェスティバル全幕特別プロ「白鳥の湖」(2006年7月31日、ソワレ)

本当はすでに全幕特別プロが始まってますが、仕事と重なったので私は7月31日の『白鳥』から鑑賞です。 キャスト変更があったけど、白鳥自体は(あのバレエ団の演出や衣装などには問題は多いんですが)大好きなので楽しみにしてます。 (でも一番楽しみなのは、抽選で買えた特別ガラの日だけど) で、7月31日は午後お休みを頂いて、雑用を済ませてから上野へ。 久々に湯島「デリー」のカレーを食べられて開…

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「ルグリと輝ける仲間たち 2007」(2007年8月、プログラムA、B、クラスレッスン)

「バレエの祭典」入会特典のマニュエル・ルグリのクラスレッスン見学会案内が届いてました。 で、来週土曜日は朝10時頃から夕方6時過ぎまでずっと五反田に滞在です。(当日の公演も鑑賞予定の為) (マチューとローラン・イレールもクラスレッスンに出てくれれば最高に嬉しい) でも、出演予定の変更はこれ以上ないといいんだけど。 (オーレリー・デュポンの不参加がとても残念です。前回のガラではいろんな…

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パリ・オペラ座バレエ団「パキータ」(2006年4月公演)

本日と明日は、このバレエを(キャスト違いで)鑑賞に行ってまいります。 一部を残して失われていた古いバレエを復元した作品で、筋立てはわりに単純。(ヒロイン、パキータはジプシー娘。命を助けた青年士官と恋に落ちる。様々な障害を経て実は彼女が高貴な出自であると判明し、恋が成就する) ピエール・ラコット氏(注・振付家)の作品は、「ラ・シルフィード」(これも昔のバレエの復元。1幕のパ・ド・トロワと2…

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ベルリン国立バレエ団「ニーベルングの指環」(2005年6月24日)

只今25日午前0時15分。先ほど帰ってまいりました。夕飯食い損なった(何せ開演が午後5時…)だったので、顔を洗って、ヨーグルト食べてからこのブログを書いております。 有名な大作ですが、オペラで鑑賞された方はあまりいないのでは…と(私も見ていません…)。何しろ上演に4晩(四部作ですから)かかる上、オペラはチケット代が…。 国内で見るにしても「6桁」の出費を覚悟すべきかも。 (ちなみに、来…

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