Wikipediaブンガク12 安部公房(2024.11.3)+[[安部ヨリミ]]を執筆しました。

やや旧聞に属しますが、去る11月3日に首記イベントに参加しました。今回も余裕をもって早めに出発し、最寄駅から電車に乗ったところ…2駅も乗らないうちに先行区間で事故があったようでノロノロ運転に。気をもみつつも誰を恨むわけにもいかないので、そのまま乗車し、遅刻せずに目的地の最寄り駅に到着です。(早めに出かけておいてよかったです)

Wikipediaブンガクは通算で12回を数えますが、私がリアルで参加できたのは第7回の吉田健一以来です。会場にはお久しぶりの方や中部・関西などから遠征してきた方を含めて顔なじみがかなりいらっしゃっていました。

今回は多少準備期間が取れたので、執筆後補をいくつか決めての会場入りでした。3つほどに絞り込んだ中に、今回記事を完成させた[[安部ヨリミ]]氏もありました。(ちなみにあと2つはヨリミ氏唯一の著作『スフィンクスは笑う』と山口果林氏の著作『安部公房とわたし』です。前者はともかく、後者については特筆性があってもいろいろな意味で非常に難しいわな…)


結局ヨリミ氏に決めたのは、お写真を最初拝見したとき公房先生にそっくりだったため不覚にも笑ってしまった(すみません…)ことと、『スフィンクス』発表当時の新聞インタビューの複写資料をいただいたことで決めました。ちなみに公房先生のお父様である浅吉氏も、公房先生にそっくりです。(浅吉氏にも特筆性がありそうで…マテ)

午前中は県立神奈川近代文学館にて[ 安部公房展―21世紀文学の基軸] を観覧し、午後は神奈川県立図書館にて公房先生関連記事の執筆(新規または既存記事の加筆修正)です。今回は1から執筆を始めることにして、記事編集のやり方を見たいと希望した方へのレクチャーを交えるような形での作業となりました(出典の示し方やレイアウトの指針など、ある程度は御教えできたのではないかと思います)。

会場では公房先生がこの世に生を受けた時点まで書けたので、翌日から資料集めを開始です。某区図書館と隣区図書館のウェブサイトで「安部公房」をキーワードにして検索しまくり借りまくり、そのうち使えたのは記事末尾に載せた10冊ほどです。(kindleではヨリミ氏について取り上げた本が数冊引っかかるけど、電子書籍を出典に使ってよいものか確信が持てなかったので断念しました)そしてウェブで見つけた木村陽子先生の論文に非常に助けられました。

数回の中断をはさみつつ、12月22日に書きあがってお披露目もできました。

安部ヨリミ (最新版)

編集履歴 

会場で書けた分 

今回も充実した時間を過ごせたことに感謝して、かなり端折りましたが参加レポートを終わらせていただきます。また次回も可能な限り参加したいものです。ありがとうございました。

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