主なキャスト
キトリ=ドゥルシネア 米沢唯
バジル 速水渉悟
ドン・キホーテ 趙載範
サンチョ・パンサ 福田圭吾
ロレンツォ 中島駿野
ガマーシュ 奥村康祐
エスパーダ 木下嘉人
街の踊り子 奥田花純
ボレロ 渡邊拓朗、益田裕子
評判だけ聞いていて観る機会がなかった速水渉悟君のバジルを観にはるばる名古屋まで遠征しました。ジャスト9時ののぞみ号に乗って2時間足らずの旅です。ただし、窓際の席ではないので眺望は得られません。途中静岡県内を走行中に「進行方向右手に富士山が~」とアナウンスがありましたが、全く見えませんでした。
名古屋駅に着いたら、まずはお昼です。駅至近の広大な地下街「エスカ」に入ると幸い名古屋コーチンの親子丼などのお店があったのでそこにしました。(空きっ腹で知らない街を彷徨うのは嫌なのよ…)
目指す愛知県芸術劇場は、地下鉄東山線でふた駅ではありますが、街探検を兼ねて歩いていきました。途中でちょっと寄り道して、愛知県図書館にも寄りたかったのです。図書館に近づくと、明らかに堀や土塁などとおぼしき地形が見て取れます。途中に「軍用動物慰霊碑」があるためお祈りしておきたかったのですが、何故か見当たらず…(「軍用動物」というと庄野英二先生の「星の牧場」を思い起こします。あの本は大好きです)
木立に包まれるような佇まいと対照的に開放的な印象を受ける館内、これが私の第一印象です。時間の関係で今回も舞台芸術の書棚のみ見てきました。前から首都圏以外のバレエ・ダンス関係のWikipedia記事が貧弱な感が拭えないため、せめて資料だけでも見ておきたいと思っていました。
(資料があれば私が記事を書きたい方もいるのです)郷土資料の芸能記事を含めると手ごたえはあり、です。
図書館は早めに切り上げ、愛知県芸術劇場へ向かいました。Googleマップが途中まではよい仕事をしてくれていましたが、いざ劇場に近づくと…多少迷いました。(開場には楽々間に合ってよかったです)
舞台ではキトリ、バジルとも期待以上の出来で素晴らしかったです。特に唯さんのグラン・パ・ド・ドゥコーダでは扇を持ったままの多重回転、時おり頭上に扇を掲げたり胸の前で開いてみたり(ただただ感嘆)そして、名古屋のお客さんは反応がはっきりしていて、舞台転換の度に感嘆の声や喝采が。ただし、見せ場のグランフェッテでの手拍子は(;^_^A ササ◯ュー様が化けて出そうです。
高揚した気分のまま、帰りは地下鉄東山線に乗りました。しかし、何、あの混雑…。すぐそばの女の子二人がマスクなしの大声でしゃべりまくっていて、本気でコロナを心配しました。
で、名古屋駅に戻ったところ夕飯を食べたい店が見つからず、キオスクで相方にお土産のういろうとうなぎパイを買うついでにパン買って食べました。
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