新国立劇場「ジゼル」千秋楽。

まずは全9公演を完走できて何よりでした。私は初日(小野・奥村)と千秋楽(柴山・井澤)を鑑賞しましたが、可能なら全キャストを観たかったです。

初日が素晴らしい出来だったので、今回はどんなものかと思っていましたがこれは杞憂でした。慎ましやかで心優しい村娘の初恋が思いがけない悲劇に繋がってしまう物語から、最後はジゼルの想いは自らの救済にまで昇華されていく…よい結末でした。(そしてこの演出でのバチルドは非常に性格が悪い女なんだわな;; 初日は「この下賤な娘が」と云わんばかりにジゼルの手を払い除けていたし、今日は今日で登場時にジゼルを一瞥したのみでほぼシカトしていたし…あまりのことにアルブレヒトがうんざりしてジゼルに安らぎと優しさを求めたのかも、と思えてしまいました;;)

次に新国立劇場バレエ団公演を観るのは約2ヶ月先…かなり寂しいけど、それを心の支えにして過ごします。

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