新国立劇場バレエ団『不思議の国のアリス』(2022年6月19日、高崎芸術劇場大劇場)

IMG00524.jpg「上野三碑」レプリカ。なるほどそういうことか…。

【振付】クリストファー・ウィールドン
【音楽】ジョビー・タルボット
【美術・衣裳】ボブ・クロウリー
【台本】ニコラス・ライト
【照明】ナターシャ・カッツ
【映像】ジョン・ドリスコル/ジュンマ・キャリントン
【パペット】トビー・オリー
【マジック】ポール・キエーヴ
【共同制作】オーストラリア・バレエ

【指揮】冨田実里
【演奏】東京フィルハーモニー交響楽団

主なキャスト

【アリス】小野絢子
【庭師ジャック/ハートのジャック】福岡雄大
【ルイス・キャロル/白ウサギ】速水渉悟
【アリスの母/ハートの女王】木村優里
【手品師/マッドハッター】福田圭吾

過日、新国立劇場バレエ団の『アリス』、高崎での公演(2回公演の2回目)に行ってきました。高崎は今まで「新幹線で通過するだけ」の都市だったので、良い機会と思って多少の観光(といっても駅付近と高崎市立図書館の見学程度)もついでに。

今回は行きも帰りもJRの快速電車です。新宿から高崎まで乗り換えなしで行ける便が多少あるため(時間は多少かかるけど)乗り間違えで焦る事態には至りませんでした。

着いたのがちょうどお昼時だったため、図書館に行く前にランチにしました。駅前にヤマダ電機の大きなビルがあって、そこの上階がレストラン街になっていたので、「Pastel Italiana」なるお店で「海老とアボカド、モッツアレラチーズのジェノベーゼ、バジル添え」(長ったらしいw)を。量はちょうどよく、味もよいです。

パステルイタリアーナ 高崎店(食べログ)

その後街の探索開始です。高崎駅の構内通路に妙なモニュメントが見えたので、近づいたら「上野三碑」のレプリカでした。一度は実物を観たいものの一つ(三つ?)で、日によっては(高崎駅からじゃないけど)「上野三碑めぐり」のバスが出ているようです。

高崎市立中央図書館と劇場はちょうど線路を挟んでほぼ反対方向にあるため、結構な距離を歩くことになりました(しかも天気が良すぎて暑い;;)歩き出してすぐに悲運の人、徳川忠長の墓がある浄土宗大信寺がありましたが、今回はやむなくパスです。

図書館までの道のりはわかりやすいですが、舗装道路の照り返しがきつくかなり疲れます。途中の商店街が所謂「シャッター通り」になってしまっているような。(県庁所在地ではないけど県の主要都市での駅近くがこれでは…。他の都市は推して知るべし、かも)

IMG00526.jpgまだ新しい建物です。

最初の目的地である高崎市立中央図書館は保健所などとの合同庁舎で、威圧的にでかいです。5-6階が図書館で、時間の都合もあり5階のみ見学しました。郷土資料の充実ぶりに目を瞠りましたが、芸術関連がやや薄かったです(舞踊関連は創作ダンスの本1冊しか見かけなかった…)。

じっくり見ていると開演時間に間に合わなくなるので、元来た道を戻って駅に向かい、高崎芸術劇場を目指しました。劇場は定員2030人(新国立より200人くらい多い)、駅からさほど遠くもなく(行きでは気づかなかったけど)ペデストリアンデッキも整備されています。ただ、近くには商店街らしきものが見当たらずちょっと殺風景な感が。

さて、肝心の舞台。あの怖いハートの女王役が優里さんとは(びっくり)もともと容姿に恵まれている上にテクニックは安定しているし、彼女もノリノリで踊り演じていて観てて非常に楽しいです。見せ場の「タルトアダージョ」(音楽も元ネタにちょっと似ている)では気の毒な家臣たち(ぱっと見でも長身足長イケメン揃い♪♪)の中に井澤弟君が混じっていたようです(もう少しキャストの詳細を発表してくださいよ;;)

そして「庭園」のシーンでは客席に「花びら」が本当にふわふわと舞い降りてきました。最初は特殊効果かな、と思いましたがごく薄手のクレープデシンかオーガンジーのような質感の花びらです。私の席近くにも降りてきたので、話のタネに拾ってくるべきでした。

新国立の看板ペア、絢子さんと福岡さんは相変わらず素晴らしいです。この日のマッドハッター、福田圭吾さんは「先輩」の後では何かと不利かもと思っていましたが、もともとキレッキレに踊れる方だから見劣り感などはなかったです。

他県まで追いかけた甲斐は十二分にあった公演です。またそう遠くない日にアリスと一緒に不思議の国を冒険できることを願っています(熱烈再演希望)。

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