
やや旧聞に属する話となりましたが、5月5日に首記イベントに参加してきました。
オフラインでの執筆イベントはほぼ1年ぶりとなります。当日はかなり余裕をもって出かけましたが…行きのJR線が「線路立ち入り」の影響でしっかり遅延しましたorz それでも元町・中華街駅を出てやれやれと思っていたら、経路の選択を誤って「ローズガーデン」に入り込んでしまいました。ほとんど迷路のような薔薇と生け垣に惑わされ、脱出に時間と気力を費やしました。しかも複数個所でレイヤーらしきモデルさんが撮影をしている場面に遭遇してしまいました。どうにか文学館に定刻ちょい過ぎにたどり着き、皆さまとお会いできました。
本日のお題は「吉田健一」氏。かの吉田茂氏のご子息であることと、食通で知られていたことくらいしか知識はありません。山田風太郎氏の怪作にして大作の「神曲崩壊」に物凄い役柄で登場していたのが強く印象に残っています;;
ここでおおよそのスケジュールを。
開会→ギャラリートーク→企画展観覧→自己紹介タイム(ここまで午前の部)
昼食休憩
ここから午後の部 説明→調査、執筆→進捗状況報告→終了
ギャラリートークや企画展を観ながら(午後はどうしようか)とつらつら考えた上で、組分けや他の方の執筆希望の様子を確認してから決めることにしました。結局は今回も必殺「出たとこ勝負」(行き当たりばったりとも言う)です。今日まで全く知らなかった「東京の昔」なる小説を選びました。(会場に用意されていた資料を見て決めました)
当日はここまで書けました。
当然ながら時間内では終わらず、以前の「日本の黒い霧」やら「高輪芳子」さんやらと同様に自宅持ち帰りです。終了後は再びローズガーデンを経由して帰宅の途につきました。電車の中で某区図書館サイトにスマホからアクセスし、参考になりそうな本を数冊予約です。今までの経験上、文庫版の解説が非常に使えることがわかってきたので、所蔵を確認したらちくま学芸文庫のみがヒットしました。(後日中公文庫版も「日本の古本屋」経由で買いました)
完成形です。
何度かの中断をはさみつつ、資料の貸出期限が終了する時分にやっとやる気が出て一気に書き上げました。非常に手こずったので…しばらく吉田健一氏の顔は見たくないけど、執筆者としての経験値を得ることにつながったとは思います。また次回も可能な限り参加したいと思っています。
プロジェクト:アウトリーチ/GLAM/Wikipediaブンガク

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