原作:ヴィクトル・ユーゴー
音楽:チェーザレ・プーニなど
現振付:ジュール・ペロー
振付指導:ユーリ・ブルラーカ
振付助手:フョードル・ムラショフ
舞台監督:森岡 肇
照明デザイン:沢田 祐二
総監督:岡本 佳津子
制作担当チーフ:本多実男
補佐:江藤勝己、前田藤絵
主なキャスト(3月5日)
エスメラルダ:米沢唯
フェブ・デ・シャトペール:中家正博
ピエール・グリンゴワール:木下嘉人
クロード・フロロ:遅沢佑介
カジモド:奥田慎也
クロパン・スリフトゥ:荒井英之
フルール・ド・リス:玉井るい
メゲーラ:金田あゆ子
アロイサ・デ・ゴンデロリエ:テーラー麻衣
ダイアナ:清水あゆみ
ベランジェ:岩根日向子
アルベール:荒井成也
フローラン:貫渡竹暁
ディアナとアクテオン:飯塚絵莉/藤島光太
エスメラルダの友人:橋元結花/細井佑季/森田真帆/渡辺幸
1・3幕ワルツ <ソリスト>:大木満里奈/中村彩子/深山圭子
あらすじはこちらをどうぞ
「ラ・エスメラルダ」全幕を鑑賞に、一年ぶりに東京文化会館まで行ってきました。早めに夕飯をと思って湯島の「デリー」に向かったら、すでに15人ほどが並んでいたので断念です(残念)。カレー屋さんだから回転がいいことはわかっているけど、何だか出ばなをくじかれた気分です。代わりに近くのファミマでチョコバー1本を買いました;;
「ラ・エスメラルダ」全幕を鑑賞するのは初めてです。今回はS席が取れずに3階席右側での鑑賞です。(見切れが多くてあれでA席はぼったくり(-_-#))全3幕、3時間強の長丁場でした。
初めて観てみると、興味深く面白い作品でした。エスメラルダの有名なヴァリアシオンが省かれていたのは、比較的最近に加えられたものとわかって納得です。さらに2幕の「宴」(フルールとフェブの婚約披露)では「劇中劇」ならぬ「バレエ内バレエ」が踊られここで「ディアナとアクテオン」が登場します。(舞台奥に深紅の幕が張られ、そこから踊り手が出てくる)「第4の壁」が多重に現出する舞台が魅力的で、しかも踊った2人が(良い方の意味で)ショーストッパーでした。
キャストは新国立色が強いです(特に5日)。複雑な愛憎の物語を皆さん良く踊り演じていました。特に良かったのは、エスメラルダに愛を捧げるものの報われることのないグリンゴワール(貧しい詩人)役の木下さんです。
思わぬ拾い物(という表現でいいのか(;^_^A)もありました。「あの」[[二山治雄]]君がソリストとしてキャスティングされていたことです\(^^)/(「あの」の意味が分からない方はWikipedia日本語版で調べてください。誰かさんが妙に力の入った記事を書いておりますw)ちなみに二山君は6日のマチネでは「アクティオン」を踊るそうで…これは観たかったです。
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