牧阿佐美バレエ団『ローラン・プティの夕べ』(2021年10月10日、新宿文化センター大ホール)

演出・振付 : ローラン・プティ
音楽 : ジョルジュ・ビゼー「アルルの女」、デューク・エリントン「デューク・エリントン・バレエ」
振付スーパーバイザー : ルイジ・ボニーノ 
照明 : ジャン=ミッシェル・デジレ

アルルの女
フレデリ:清瀧千晴 ヴィヴェット:光永百花
茂田絵美子、佐藤かんな、田切真純美、三宅里奈、塩沢奈々、西山珠里、高橋万由梨、今村のぞみ
中島哲也、坂爪智来、石田亮一、米倉大陽、石山陸、近藤悠歩、正木龍之介、小池京介

休憩20分

デューク・エリントン・バレエ
1 The Opener:菊地研
2 In a Sentimental Mood/Mr.Gentle and Mr.Cool:水井駿介
3 Don't Get Around Much Anymore:中川 郁、菊地 研
4 Hi-Fi Fo Fums:中島哲也
5 Afro Bossa:青山季可、清瀧千晴、水井駿介
6 Ad Lib on Nippon:日髙有梨、ラグワスレン・オトゴンニャム
7 Cotton Tail:米澤真弓、坂爪智来
8 Solitude:三宅里奈
9 Mood Indigo/Dancers in Love:ラグワスレン・オトゴンニャム
10 It don't mean a thing (If it ain't got that swing)
11 Caravan
12 Sophisticated Lady: Chelsea Bridge/Satin Doll:久保茉莉恵、逸見智彦 京當侑一籠 保坂アントン慶
13 Take the “A” Train

朝方は時折雨が降っていましたが、昼過ぎには上がっていました。開場14時、開演15時と余裕のあるタイムスケジュールだったので、自宅にてお昼を食べてから出かけました。

新宿文化センターに到着したら、何だか閑散としています。開場と同時にホールに入ったのは、私を含めても数えるくらいでしたが、開演迄には客席はかなり埋まりました。今回は客席の前から1-5列は売り止めになっていました。(来場者カードの記入も求められました)

「アルル」は先週別キャストで観たばかりです。前回は生オケ、今回は録音でしたが、作品の緊張感は維持されていました。(主役以外のキャストは同じだったようです)これほどよい作品なのだから、毎年でなくても2-3年に1度は上演してほしいものです。

休憩後はデューク・エリントン・バレエ、ノンストップで13曲(+アンコール1曲)が踊られます。ソロやパ・ド・ドゥ以外にも、男の子たちが楽し気に歌い踊る場やリーダー率いる体操(風の踊り)の場など、変化に富んだ踊りの連続で見せ場もたっぷり、ラストは菊地さんがダンサーたちと客席を煽り立てた上での“A” Train…これが最高のラストとなりました。(こういう時期でなければブラヴォー隊の一員になりたかったです)

十二分に満足できましたが、不満が1つ。「デューク」の全キャスト表が当日見当たらなかったのですが…。よい踊りを魅せてくれた若い男の子が複数いたので、せめて名前くらいは確認したかったのです。(Webでの鑑賞アンケートにこの点を書き損ねてしまった;;)

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