今日は七夕ですが、この天気では少なくとも私の街からは年1度の逢瀬を見ることはかないませんでした。七夕といえば、小学生のときに読んだ児童文学(タイトル・作者失念)で次のような話がありました。
主人公の少年少女は、天の川で牽牛と織女を渡す役目のカササギたちが怪我をしてしまったことを知ります。2人に同情した主人公たちはカササギたちを救おうと奔走します。しかし、七夕の直前にわかったのは「怪我が治るまでに1月はかかる」というものでした。
主人公たちはがっかりしますが、この話には続きがありました。1か月経った月遅れの七夕に、怪我の治ったカササギたちは天の川に橋を架けます。夏休みに入り、都会よりもはるかに美しい田舎の星空を見上げて、主人公たちは深く感激するという物語でした。
何しろ昔の記憶なので、かなり欠落と思い違いがあるかと思います。でも、心温まるお話ではありました。
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