演出・振付:サー・フレデリック・アシュトン
原作:ジャン・ドーベルヴァル
作曲:フェルディナン・エロール
編曲:ジョン・ランチベリー
装置・衣装デザイン:オズバート・ランカスター
指揮:冨田実里
演奏:東京オーケストラMIRAI
芸術監督:三谷恭三
主なキャスト
リーズ:西山珠里
コーラス:水井駿介
シモーヌ:菊地研
アラン:濱田雄冴
トーマス:京當侑一籠
若いおんどり:中島哲也
その他キャストはこちら
「リーズの結婚~ラ・フィーユ・マル・ガルデ~」キャスト表
ラ・フィユ・マル・ガルデ (Wikipedia日本語版)
文京シビックホールが改修中のため、今回の牧バレエ団公演は新国立劇場の中劇場が会場となりました。見やすい劇場で、ダンサーさんたちの細かなしぐさやマイムもわかりやすく伝わってきました。
本日はリーズ、コーラス、シモーヌ、アランが全員初役という新鮮な舞台でした。
全員期待以上で満足です。特にコーラス役の水井君、若くてテクニックがあることは今まで観た舞台でわかっていましたが、今回はそれに加えて役を踊り演じる気概も伝わってきました。2幕(麦わらから出てきてリーズを驚かせた後)に「子供は3人じゃなく10人!」というマイムがツボに入ってしまい、笑いました。
舞台を観ていて感心したのは、ダンサーさん全員の体に音楽がよく入っていることです。バレエ団での初演から時を経ても、大切に守り育ててきたことが舞台のそこここから感じ取れます(メイポールのダンスや嵐の場面が最高でした)。
そして今回はプログラムが非常に充実していました。とりわけ、初演からの上演記録でリーズ、コーラス、シモーヌ、アランのキャストの移り変わりを載せてくれたのがグッドでした。
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