没年調査ソン オンライン&リモートvol.1(2020.11.22 神奈川県立図書館*サテライト会場)




IMG00092_HDR.jpg井伊掃部頭の堂々たる像です。


【イベント】没年調査ソン オンライン&リモートvol.1(11/22・オンライン)


去る11月22日、神奈川県立図書館をサテライト会場の1つとして開催された表記イベントに参加しました。

自宅からは私鉄やメトロなどを乗り継いで約1時間15分の行程です。午後からの開催のため、余裕をもって出発しました。食いっぱぐれて「腹ペコソン」になってはシャレにならんので、まず横浜駅前でお昼を食べることにしました。駅西口を出てすぐに雑居ビル2階の大戸屋を見つけ、そこに決めました。

IMG00090.jpg値段も手ごろ、結構美味しいです。

ここの大戸屋は、タブレットでのオーダーです。(地元の大戸屋より進んでいる…)メニューもご飯の種類と量も容易に選択できるし、「接触」を減らす点でも優れています。チキン南蛮サラダの定食で、野菜もタンパク質も補給しました。






横浜駅と桜木町駅は(電車に乗ったけど)まさに目と鼻の先です。早く着きすぎて時間が余ったので(ポケモンgoをナビ代わりに使って)図書館の付近を探索してみることにしました。紅葉坂(図書館に通じる坂道)の終点あたりに、「金星の太陽面通過観測記念碑」をまず見つけました。明治期の金星の太陽面通過観測はかなり有名かと思いますが、その観測がこの付近だったとは初めて知りました。

さらに図書館の裏手にある掃部山公園に足を運んでみました。緑多くすがすがしい風の吹く公園には、散策や太極拳を楽しむ人たちがいます。そして、正装で威儀を正し、厳めしい表情の井伊掃部頭の巨大な銅像が目を惹きます。この像は2代目だそうで、初代は金属供出の憂き目に遭いました。(像を作る時の参考にした小型の像が世田谷の豪徳寺に現存していて、世田谷区の文化財に指定されています。残念ながらこちらは非公開ですが)

今回は時節柄少人数での開催で、他の会場(自宅からの参加者もいた模様)とzoomでつながっています。講義や説明(そしてテーマソング←?)はzoomで共有されました。

パソコンは県立図書館のものをお借りし、さらに「ヨミダス歴史館」が当日限定で使用可能でした(これが実にありがたかったです)。

イベントの内容は、「図書館にゆかりのある著作者」の没年(生存確認も含めて)を調査するものです。多人数のリストが配布されて(どこから手をつけるべきか…)と目が点になりました。

で、リストのお名前と生年を見ながら、閃きと勘に従って調査を始めました(行き当たりばったりっぽいが、まず始めないことには前に進めないので)。先に「ヨミダス」の記事横断検索を使い、それで検索に結果が上がってこない方については、別窓で開いていたGoogle検索を実施です。

内心(1人もわからなかったらどうしよう…)などと思っていましたが、イベント終了(約2時間)までに合計8名(「ヨミダス」で4名(叙位叙勲3名、訃報1名)、Google検索で4名(ウェブサイト3名、ウィキペディアの本人記事1名←出典は「著作権台帳」の模様です))の没年を見つけることができました。神奈川会場では、全部で28名(生存判明12名、没確定16名)が確認できたので、各会場を合計すると(重複を含めても)かなりの成果があったのではないかと思われます。

かくして初参加の没年調査ソンは無事に終了いたしました。

〆はすべての会場、参加者、企画者などの皆様に向けて「ナイスソン!そして何より!」です。次回以降も可能な限り参加したいと思っています。ありがとうございました。

IMG00091_HDR.jpg金星の太陽面通過観測記念碑です。ポケモンgoを起動していなければ多分気が付きませんでした。

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