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第4回TDUウィキペディアタウン in 千住(総合メディアセンターによる告知)
10月20日、第4回目を迎えたTDUウィキペディアタウン in 千住に参加してきました。私は過去開催のうち第1回と第2回に参加していますので、約1年1か月ぶりの東京電機大学訪問となります。今回も変な先入観を持たないように、敢えて事前知識なしで当日に臨みました。
朝は万全を期して自宅を早めに出発し、9時20分頃に北千住駅に到着しました。TDUのキャンパスは(迷子にならなければ)駅からせいぜい5分程度ですが、ここで大きな落とし穴が。初訪問(Googleマップに振り回されてしっかり道を間違えた)と2回目(すんなり到着できた)の記憶が脳内で錯綜したようで、駅の出口から(自由通路に気づかずに)真逆の方向に歩いてしまいました。Googleマップを確認してもあたかも結界が張られたかのように全然近づかないし、何だか周りの景色が違和感だらけになってくるし…、結局かなりの回り道となって、大踏切を経由してからキャンパスに向かうことになりました(線路の向こうに行くには、自由通路を逃すとかなりな遠回りな上に「開かずの踏切」に近い大踏切を渡らなければいけません)。
定刻から1分ほど遅れてどうやら受付を済ませ、入退場用のIDカードを受け取りました。受付近くにペッパー君がいたけど、遊んだりかまったりしている余裕はなく、焦り気味で会場に入りました。
遅くなったので、案の定前の方しか席が残っていません。(講師のR氏を始め知り合いは数人来ていましたが)会場に誰が来ているか確認する余裕さえなく着席して、開会の挨拶やR氏によるウィキペディアのレクチャーを聞きました。
今回のタイムスケジュールです。
10:00 ウィキペディアについてのガイダンス
11:00 フィールドワークor学内ワーク
12:00 休憩(軽食の提供あり)
13:00 編集作業
15:30 成果発表
16:30 終了
今回は通常のウィキペディアタウンの街歩き(フィールドワーク)の他に、いうなれば「TDUのお宝」を記事化する試み(学内ワーク)もあります。で、参加者は街歩き組とお宝執筆組に分かれて行動することになります。お宝執筆組は会場に残って鳩山キャンパスからこの日のために運ばれてきた年代物の計算機などの解説を聞き、街歩き組(9人)は記事対象となる名倉医院を目指して出発しました。
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名倉医院は江戸の昔から「ほねつぎ」や「名倉の黒膏」などで有名で、全国にある「名倉」の総本山(?)的存在です。場所が荒川に近く、TDUからは徒歩で15-20分ほどかかります。ここは足立区の史跡となっていますが、休診日のため外部から見学して、写真を撮りました。
TDUに戻って、提供された軽食とお茶で一休みです。天むすが美味しかったです。今回も恒例?の昼飯食い損ねは免れました。ちなみに、甲府のエディタソン百科涼覧(謝恩碑執筆チームは昼食そっちのけで執筆に没頭していた)、TDUの第1回、ウィキペディア街道の青山開催回などです(TDUとウィキペディア街道は未遂)
午後はいよいよ編集作業です。今回は新規記事「名倉医院」の他に既存記事「名倉家」の加筆も実施しました。(確かに9人で新規記事1つだと、あぶれてしまう方が出る可能性がありました)で、加筆4名・新規5名で作業開始です。執筆前に記事名をどうするか検討しましたが、結局は曖昧さ回避を作らない今の形となっています。
執筆にあたってはホワイトボードを活用して、構成と担当などを合議の上で決めました。今回、私は記事の基本レイアウト、カテゴリ、デフォルトソートなどの整備を優先し、記事の中身にあたる部分はできるだけ他の方に任せることにしました。整備ついでにウィキデータを新規作成しても時間が余ったので、名倉医院の建物や庭園について執筆して記事に組み入れました。例によって時間が押したものの、どうやらタイムアップまでに体裁が整い、分量的にもサブスタブなどではない記事が完成しました。
今回の成果は、以下のとおりです。
名倉医院(新規)
編集履歴
名倉家(加筆)
編集履歴
PO箱(新規)
編集履歴
モンロー計算機(新規)
編集履歴
当日は新国立劇場に直行しなければならなかったので、名残惜しい思いを抱きつつ会場を後にしました。こうして第4回も無事に終了し、新規記事3、加筆記事1と上々の成果をあげることができました。開催にかかわった皆様、運営の皆様、そして参加された皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。またどこかのイベントかWikipediaの記事の上でお会いしましょう。
関連エントリ
ウィキペディアタウン in 千住超省略版レポート
[[名倉医院]]にちょっと加筆。
「名倉の黒膏」について検索してみた。
[[名倉医院]]、本日(2019年10月24日)の「新しい記事」に(^^)/
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