牧阿佐美バレエ団「プリンシパル・ガラ2019」(2019年3月17日、文京シビックホール大ホール)

DSC_0842.JPG行程で見つけた「歯の供養塔」です。


指揮:デヴィッド・ガルフォース
演奏:東京オーケストラMIRAI
二胡:篠崎正嗣(時の彼方に~ア ビアント~)
エレクトーン:清水のりこ(時の彼方に~ア ビアント~)

第1部
『グラン・パ・ド・フィアンセ』
音楽:P.I.チャイコフスキー「白鳥の湖」第3幕から「パ・ド・シス」をJ.カーターが再構成
振付:ジャック・カーター
出演:日髙有梨、茂田絵美子、久保茉莉恵、佐藤かんな、三宅里奈、光永百花


『ドン・キホーテ』 第3幕より
音楽:L.ミンクス
振付:アザーリ.M.プリセツキー、ワレンティーナ・サーヴィナ(プティパ、ゴルスキー版に基づく)
出演
キトリ:阿部裕恵、バジル:清瀧千晴
ボレロ:田切眞純美、石田亮一
街の女:織山万梨子、中川郁、西山珠里、今村のぞみ、武本真利亜、高橋万由梨
キューピッド:米澤真弓 ほか

『Anniversary』(新作)
作曲・ピアノ演奏:YOSHIKI
振付:牧阿佐美
出演:青山季可、菊地研
茂田絵美子、久保茉莉恵、佐藤かんな、三宅里奈
坂爪智来、石田亮一、元吉優哉、近藤悠歩

休憩15分

第2部
『時の彼方に~ア ビアント~』(ハイライト版)
作曲:三枝成彰
振付:牧阿佐美、ドミニク・ウォルシュ、三谷恭三
原作:島田雅彦
出演
カナヤ:中川郁、リヤム:ラグワスレン・オトゴンニャム
冥界の女王:茂田絵美子
年老いた王:保坂アントン慶
王の娘:日髙有梨
若き日の王:山本達史


プロローグー池のほとり

冥界
砂漠―王の回想ー無法地帯と化した街―白い部屋
エピローグー池のほとり


『ボレロ』
音楽:モーリス・ラヴェル
振付:ピーター・ブロイヤー

3月17日に、標記公演を鑑賞しました。良い天気だったので早めに家を出て、やや手前の市ヶ谷駅で下車してそこから歩くことにしました。一見単調に思える街並みも(ポケモンgoをnavi代わりに使ってみると)面白い発見があるものです。たまたま「公益社団法人日本歯科医師会」近くに差し掛かったところ「歯の供養塔」なるポケストップが。一見古そうなモニュメントでしたが、実は1977年に建立されたとか。(見てたら奥歯がムズムズしてきた)

昨年12月以来となるシビックホール、大ホール近くの吹き抜けには、大河ドラマ「いだてん」登場人物の等身大パネルがずらりと並んでいました。(金栗、三島、嘉納など10人くらいはいたような)「あの方(〇エール瀧氏ですわな)」がこの中に展示されていたかは確かめる術なし、です。(もし展示されていたら、撤去せざるを得ないだろうな…)

公演は全3部構成で、15分の休憩が2回入りました。第1部が「グラン・パ・ド・フィアンセ」、「ドン・キホーテ」3幕の抜粋、そしてYOSHIKI氏特別出演の『Anniversary』です。第2部が「ア・ビアント」ハイライト、第3部が「ボレロ」というラインナップ。クラシックの名作や牧で長年踊り継がれる作品、話題性に富む新作などバランスのよい演目選択です。

話題性というのは、やはりYOSHIKI氏の参加です。当初は楽曲の提供のみだったはずが、ご本人の参加が決まってびっくり。(昨年のYOSHIKI氏のコンサートには、牧のダンサーさんたちが参加しています)

「ドン・キ」の終了後、まだ高揚の残る会場内に流れたのは「Forever love」のメロディー。そしてYOSHIKI氏が登場し、歓声が上がりました。YOSHIKI氏の短いトーク(オーケストラピット内で「X」ポーズをキメた楽団員さんがいたそうな)の後、彼のピアノとオーケストラの演奏による『Anniversary』が始まりました。

特にストーリーのない小品で、菊地さんと青山さんのプリンシパルカップルをメインに、アンサンブルのダンサーさんが彩りを添えます。クラシックのテクニックがメインで、奇抜ではないけど見ていて快い作品ではありました。そして、YOSHIKI氏が舞台上で真摯に演奏する姿も、作品の一環となって溶け込んでいました。

その他の作品では、やはり「ア・ビアント」のハイライト版。初演から何度も観ているけど、ラスト近くの「白い部屋」のシーンでまた泣いてしまいました。(この作品、音楽が結構いいのでお蔵入りするにはもったいないと思う)


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