市振宿散策。

午前7時台の電車に乗って、市振まで行ってきました。当初心配していた切符の件については、糸魚川駅の自販機で往復切符を買えたので何の問題もありません。糸魚川では、ついでに飲み物も買うことにしました。(Googleマップで見た限りでは、コンビニの類いはおろか自販機があるかかなり怪しかったため)

えちごトキめき鉄道になってからは、青海から先に電車で行くのは久々です。ワンマンカー編成に変わった電車に乗り込み、3駅先の市振駅を目指します。

20分弱の行程は、青海駅を過ぎるとほとんどがトンネルとなります。親不知あたりを通過する時分には、[[北陸線列車雪崩直撃事故]]を思い返して心の中で黙祷しました。

市振駅は海のごく近くにありますが、山にも近くて平地は少ないです。小ぢんまりとした市振集落が近くにあり、その周辺に幾つか名所が存在します。(駅からもわりと近くて意外と行きやすいです)

まずは親不知方面に向かって歩くと、市振の関趾が。今は小学校になっていて、その頃からあるという「関所榎」(糸魚川市の天然記念物)が校庭に生育しています。あっと驚くほどの巨木とまではいかないものの、瑞々しい青葉を繁らせていて樹勢に問題はなさそうです。

市振集落内には、弘法の井戸や桔梗屋趾(芭蕉があの名句「一ツ家に~」を詠んだという宿屋、大正期に火事で焼失)、明治天皇の行幸地趾(昔はこういう場所も史跡になっていたようで石柱が残っていました)など、歴史の断片がそこここに。そして、集落の外れに近いところに[[海道の松]]跡地が。

北陸道を行き交う旅人の道しるべとなっていたこの松の名木は、2016年秋の台風被害を受けて惜しくも倒壊してしまいました。私は(倒壊する前に書いておくべきだった)と悔やみつつも、せめてウィキペディアの記事としてこの木の記憶を留めておきたいと願い、資料を集めまくり、記事化しました。

それからずっと跡地だけでも見たいと考えていましたが、ようやく念願が叶いました。跡地には、2代目となる松の若木が植えられていますが、まだまだ頼りなげです。いずれ年月を経て、先代に劣らない立派な木に育つことと思います。

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