日本バレエ協会「白鳥の湖」(2019年2月10日マチネ、東京文化会館大ホール)

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DSC_0797.JPG神田明神の「神幸号」(あかりちゃん)です。いずれ白馬になる(というか近づく?)らしいです。




新振付・演出:篠原聖一
振付補佐:下村由理恵
指揮:オレクセイ・バクラン
演奏:ジャパン・バレエ・オーケストラ

オデット=オディール:佐々部佳代(元Kバレエカンパニー)
ジークフリード王子:井澤駿(新国立劇場バレエ団プリンシパル)
ロットバルト:高岸直樹(元東京バレエ団、現特別団員)

王妃:楠元郁子
道化:池本祥真(東京バレエ団ソリスト)
パ・ド・トロワ:清水あゆみ、渡久地真理子、吉瀬智弘
ウォルフガング:柴田英悟

小さな白鳥:榎本祥子、岡井萌、酒井友美、平野そよ香
大きな白鳥:浦山英恵、佐々木夢奈、寺澤梨花、中村彩子

スペイン:大木満里奈、大山裕子、染谷知香、五十嵐耕司、川村海生命、ジョン・ヘンリー・リード
チャルダス(ソリスト):佐藤優美、田辺淳
ナポリ(ソリスト):桝谷まい子、栗原柊
マズルカ(ソリスト):安藤明代、小林由枝、大長亜希子、深山圭子、小山憲、廣瀬陽、冨川祐樹、米倉佑飛

その他キャストはこちらをどうぞ


DSC_0795.JPG「きやり」の鴨つけ汁そば。初めて入ったお店ですが、ここで正解でした。


2月10日、新演出の「白鳥の湖」を観てきました。当日は新御茶ノ水駅で下車し、まずはお昼です。日本そばが食べたかったので、駅改札から出てすぐ(御茶ノ水ソラシティ内)の「明神そば きやり」というお店に入りました。




冬ならではの牡蠣のあんかけそばにも惹かれましたが、オーソドックスに鴨つけ汁そばを。焼きネギ(千住葱かどうかは確かめる術がない)の甘みに鴨の風味とコクが引き立って、美味しく頂きました。

まだ開演には時間があったので、神田明神に立ち寄りました。神馬の「あかりちゃん」は今日も元気そうです。

新演出の「白鳥」は休憩1回のみで、1幕と2幕、3幕と4幕がそれぞれ連続で上演です。普通1幕にある王子のメランコリックなソロは省かれ、2時間半ちょっととコンパクトでした。

上演前には岡本佳津子氏(第5代日本バレエ協会長)と振付の篠原氏のトークがあり、新演出のことなどを話してくれました。篠原氏の演出ではロットバルトとオディール(通常の演出では3幕にしか出てこない)が大きな役割を果たし、プロローグにも登場します。(2人は本来普通の人間だったのに、若くして落命したオディールを蘇らせるためにロットバルトは悪魔と化して、同じ年頃の娘たちを白鳥に化身させてしまうという設定です)

新演出でもっと驚いたのはまさかまさかの「全滅エンド」(@_@) よくある演出では、悪が滅びてのハッピーエンドか、王子とオデット(どちらか1人の場合もあり)との犠牲によって白鳥たちが救われるエンドです。今回は王子とオデットが自ら死に赴いた後、残された白鳥たちが悪を倒す(ワイヤーワークと衣装引き抜きの効果によって、ロットバルトの身体が四散する表現に驚き、そして感心しました)ものの力尽きて全員死んでしまうという救いのないものでした。ただし、王子とオデットは相抱いて遥かな空高く昇天していき、白鳥たちもその後に続いて永遠の世界に赴くというもので、これが多少の救いと解釈できるのかもしれません。

哀しいエンドでしたが、結構楽しく観ました。井澤弟君の相変わらずのイケメンぶりと高岸御大の存在感、そして多分初見の池本君のキレキレで溌剌とした踊りが魅力的でした(^^)

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