Wikipediaツーリズムの試み(2018年09月29日)

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9月29日、標記イベントに参加しました。以前のブログエントリでちょっと書いたとおり、京急線はこの十年ほど乗った覚えがない上に、横須賀はほぼ初訪問です。(久里浜には行ったことがあります)


穏やかな燈明堂付近の眺め。DSC_0526.JPG

東京23区から参加の私は(用心のために)6時30分頃自宅を出ました。台風接近が折から報道されていましたが、家を出たときは辛うじて雨は降っていませんでした。最寄駅から私鉄、JR、また私鉄…と数回乗り継ぎ、集合場所の浦賀駅に向かいました。

久々に乗る京急線は、車窓に山が間近に迫っていてトンネルがかなり多い印象です。堀之内駅での最後の乗り換えを経て浦賀駅に着いた頃には、小雨が降り始めていました(土地柄の所以か、海上自衛隊の制服を着た方を複数見かけました)。駅に降り立つと、すぐに本日のイベント主催者でもあるN氏にお会いできました。他の参加者の方々も次々と到着しました。人数が集まったところでこの日のためにN氏が企画・制作し、その原稿に参加者のお1人が図版や地図などを加えて印刷した立派な行程案内書をいただきました。

本日の参加者は12名、関東地方からだけではなく中部地方や京阪神、さらにははるばる四国からお越しになった方もいました。(それだけ興味深いイベントであったことの証左でしょう)初対面の方が2名いた他は、ウィキペディア街道や昨年の甲府、今年の大阪など、ウィキペディア関連のイベントで知り合いになった方ばかりです。

まずは最初の目的地、燈明堂を目指してバス停に向かいました。浦賀駅の改札付近は、ハイキングかウォーキングのイベント参加者らしき人々(どういうわけかレイヤーっぽい人までいた)で結構な混雑でした。私たちもその人波に飲み込まれそうになりましたが、無事にバスに乗りました。(バスはほぼ貸し切り状態で、車窓からドックが望めました)

行程(予定)では浦賀駅からのバス→燈明堂→ペリー公園(ペリー上陸記念碑など)→久里浜駅から電車→横須賀駅→ヴェルニー公園横須賀海軍施設ドック)→旧横須賀鎮守府庁舎料亭小松跡地→横須賀市立中央図書館→横須賀市自然・人文博物館 となっていました。ただし、小雨が断続的に降っていたので、午後からの行程を一部省略・変更することになりました。

まずは、燈明堂へ。バス停を降りると、浦賀駅前の喧騒とは打って変わって人気のないやや寂しげな風景の中を歩くことになります(数回軽トラックなどとすれ違った程度でした)。途中には建設が中断したと思しきリゾート施設が廃墟めいた姿を見せています。寂しげな道も歩いていくうちに行く手に海が見えてきて、潮の香りがほのかに漂ってきました。

燈明堂は和式の灯台で、津波の影響などで数回破損したことがあるようです。小雨のわりに海岸に打ち寄せる波は意外と穏やかで、彼方に房総半島(鋸山など)を見ることができました。俗化をまぬがれて守られた景色の良さ、天気がもっと良ければ(日焼けが気になるけど)レジャーシートを敷いて数時間ボーっとしていてもよさそうです。

燈明堂を後にして急坂を登り、トンネル(長瀬隧道)を通り抜けました。この隧道、どうも「出る」ようで…。(入口と出口にそれぞれ石仏が祀られていたのが気になっていました)

こういうサイトが…。

次はペリー上陸記念碑に向かいます。実はこの日(2018年09月29日)、Wikipedia日本語版のメインページにこの記事が掲載されていました。(何というグッドタイミング♪)

小雨が降ったり止んだりの不安定な天候の中、ペリー公園(Wikipedia日本語版に一応記事はあるけど、まだまだスタブっぽい)に到着しました。面積こそそれほど広くないものの、堂々たる記念碑を中心に植樹(「かねこ松」と「ろぢゃーす松」など)やペリー記念館などがある公園です。(伊藤博文の揮毫による碑銘が立派です)あれだけの完成度のある記事でも、碑の材質について(出典の関係で)難題が残っているようです。

ペリー記念館は小ぢんまりとした建物で、入場無料です。1階が受付とジオラマ模型の展示、2階にはペリーの久里浜上陸図や当時の絵図といった資料が展示されています。とりわけ目を惹いたのが、ペリーが家族に送った愛情あふれる手紙でした。(よき父にしてよき家庭人でもあったようです)


ペリー記念館・ペリー上陸記念碑(ペリー公園)
 (久里浜観光協会公式サイト)

「かねこ松」と「ろぢゃーす松」 (久里浜観光協会公式サイト)


その後はお待ちかねのお昼です。久里浜駅に近い「第2ひさご寿司」です。私たちは2階の予約席に通されました。ランチセットはカニ足の味噌汁、茶碗蒸しつきのセットで税込1080円とリーズナブルで美味しかったです。ここでN氏による「自己紹介」ならぬ「他己紹介」が(^^;) ちなみにN氏によれば私の「代表作」は「人○いライオン(わはは)」、「下山千歳白菜」、「根府川駅列車転落事故」だそうです。







十分に堪能したところで、久里浜駅から電車に乗りました。電車で横須賀駅に出ると、古い建物なのに段差がなく、天井もかなりの高さがあります(バリアフリーの先取りというわけではなく、兵器などの運搬の都合によるという説明を聞きました)。

天候の影響により、旧横須賀鎮守府庁舎と料亭小松跡地、横須賀市自然・人文博物館見学を省略して(こう言ってしまうと語弊がありますが)先を急ぎました。ヴェルニー公園にも入場無料の記念館があり、内容の充実ぶりには目を見張るものがあります。見上げるばかりの巨大さで圧倒的な存在感のあるスチームハンマーや「景観も展示物」ということで窓辺から望む横須賀海軍施設ドックの風景など…ここでもあの「ナウマン博士」の名前が出てきました。(清里、糸魚川に続いて今年3回目です。あの「ナウマンゾウ」の化石がこの付近から出土しています)。



DSC_0543.JPG「相模屋」さんです。



小雨の降り続く中、海辺沿いにヴェルニー公園を通り抜けて、途中で立ち食い焼き鳥で知られる「相模屋」さんに立ち寄りました。1本80円とリーズナブル(さすがに昼食後で食えませんでしたが、男性陣は食べていた模様)で、アメリカ軍の軍属と思しき方も日本人も等しく列に並んでいます。






心も体も癒されました。DSC_0546.JPG


その後は本日の最終目的地となった横須賀市立中央図書館に向かう…途中で、ぬこ様のいらっしゃる「Cafe RRRoom」にてブレイクです。どこか時間の経過を忘れそうなお店で、オーダーしたドリンクはとても美味しいです。






Cafe RRRoomから横須賀市立中央図書館は至近距離に位置していますが、閉館時間の関係で1時間ほどの滞在でした。郷土資料室で「根府川駅列車転落事故」に関する資料を見つけてコピーを取る、などウィキペディアンとしての本文も忘れずに。ただし、心残りが1つあって「舞台芸術」関連の書棚を見てくるのをしっかり忘れていました…(高遠、小諸、甲府etc.に続くポカ…)


評判以上の美味です。DSC_0547.JPG



その後、汐入の名店「一福」にて懇親会です。あの「X JAPAN」のhide(余談ですが、Wikipediaハンガリー語版でFAになっています)が愛したという「牛スジ煮込み」が絶品で、また食べに行きたいです。





以上、かなり雑駁ではありますが「Wikipediaツーリズムの試み」参加レポートです。企画されたN氏を始め、当日参加された皆様やお世話になった皆様に御礼を申し上げて結びといたします。またどこかのイベントなどでお会いしましょう。

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