新国立劇場バレエ団『ホフマン物語』(2018年2月11日、新国立劇場オペラパレス)

プロローグ・エピローグ付き全3幕

音楽:ジャック・オッフェンバック
編曲:ジョン・ランチベリー
振付・台本:ピーター・ダレル
指揮・ポール・マーフィ
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

ホフマン:井澤駿
オリンピア:奥田花純
アントニア:米沢唯
ジュリエッタ:木村優里
リンドルフ(スパランザーニ、ドクター・ミラクル、ダーパテュート):中家正博
ラ・ステラ:本島美和

ルーサー(ホフマンの友人):福田圭吾
ナサーニエル(ホフマンの友人):井澤諒
ハーマン(ホフマンの友人):奥村康祐
ウエイトレス:五月女遥、広瀬碧、池田理沙子

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『ホフマン』は同じダレル版を牧阿佐美バレヱ団もレパートリーに入れています。『バレエ情報総合データベース』で検索したところ、(牧での)初演は1988年、ホフマンを三谷恭三現牧阿佐美バレヱ団芸術監督、ジュリエッタを大原永子新国立劇場バレエ団芸術監督、ホフマンの友人のうち1人(役名なし)を小嶋直也さんが踊っていたのですね(30年も前か…)。

この作品に出てくる「ホフマンの舟歌」は私の1番大好きな曲の1つ、バレエでも3幕の「ジュリエッタ」のシーンで様々にアレンジを変えて出てきます。バレエ音楽のエキスパートにして、名編曲者、名指揮者でもあるジョン・ランチベリー氏が巧みに編曲したオッフェンバックの美しい旋律、幕ごとに振付のスタイルを変え、ホフマンの失われた恋物語を回想形式で綴っていくピーター・ダレル氏の演出にも感心しました。ただし、人によっては「散漫」「冗長」と思うかもしれません。

主演は井澤弟君。青年期から老境にさしかかった年代まで演じる難しい役ですが、最初出てきたとき本当に「おっさん」に見えた…。そして井澤兄さんがナサーニエル役で登場し、端正な踊りを見せてくれました。(友人役の3人とウエイトレス役の3人はみな踊れる人たちなので楽しませていただきました)もう1人のお気に入り、渡邊兄さんは2幕の幻影たち、3幕のパ・ド・カトルに出ていました。

エピローグですべての恋を失い、今また恋を失ったホフマンの絶望…今まで愛した女性たちの幻影が現れる場面で思わず涙です。カーテンコールで(よせばいいのに)大拍手していたら、手首が痛いです(おバカw)

今回も「レストランマエストロ」が特別メニューを出していました。コースは3200円と5000円、5000円のおすすめメニューは以下のとおりです。(一度行ってみたい…)

網焼き帆立貝のマリネと金柑のサラダ仕立て
ズワイガニのフランを金時人参のポタージュに浮かせて
鰆のグリル グリーンの野菜とともに または 仔牛ロース肉のポワレ きのこソースで
苺とマスカルポーネのパイ ほろ苦いキャラメルアイス添え

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