牧阿佐美バレヱ団『くるみ割り人形』(2017年12月17日、文京シビックホール大ホール)

指揮:デヴィッド・ガルフォース
演奏:東京オーケストラMIRAI
合唱:なかの児童合唱団

金平糖の精:青山季可
王子:菊地研
雪の女王:三宅里奈
クララ:久我音寧
シュタールバウム氏:森田健太郎
シュタールバウム夫人:宮浦久美子
フリッツ:細田誉翔
ドロッセルマイヤー:塚田渉
その甥:丸山周

牧バレヱ団の公演は今年もいくつか観ていましたが、「くるみ」については1年3か月ぶりです。前回観たのは、2015年9月のゆうぽうとでの公演でした。(ゆうぽうとがクローズしてから五反田に行くことがなくなりました。今どうなっているのかな…)

というわけで、文京シビックでの「くるみ」は初の鑑賞となります。ホワイエに入る前、キャスト表とともにプログラムが無料で配られていました。(確かに、その年のメインキャストと団員さんの顔写真以外はあまり変わり映えしない内容なので、わかる気がする)会場に入ってみたら、私の席はオーケストラボックスを除くと「最前列」、しかも上手側端の方の座席でやや舞台の広がりと奥行きがつかみにくい場所でした。

幕が上がってお客様たちが三々五々集まってくる場面で、以前は単に舞台上手から出てくるだけだったのが、今回は上手側と下手側の舞台脇通路から登場してくることと「オルガン弾き」が登場することが以前と変わっています。

この演出は見慣れているので、いくつか妙な点(クララちゃんがねずみの王様に投げつけるスリッパの件など)があるのは織り込み済みです。(チャイコフスキーの原曲を妙にいじらず使っている点は良いと思います)

2幕の見せ場、グラン・パ・ド・ドゥ(アダージョ)の部分で青山さんが珍しく体勢を崩しました。(彼女がミスをするのは初めて見た気がします)ただし一瞬のことで、続くヴァリアシオン、コーダは素晴らしかったです。

幕切れは、懐かしの「キャンデー投げ」(「ジングルベル」のメロディーに乗せて男性のダンサーさんが客席にプレゼントを投げ入れる)、隣の子がキャッチしてたのに私は取り逃がしました(たはは)。

…今度は「舞台」と入力すると「部隊」に変換されてしまってます。変換機能が元に戻るのはしばらくかかりそうです…。

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