第14回ウィキペディア街道「大山道」現地調査編(2017.12.3)

DSC_0511.JPG庚申塔。行程のわりと最初の方で見つけました。




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12月3日、第14回ウィキペディア街道「大山道」に参加しました。今回は前後編に分かれていて、前編の今日は「下鶴間宿」近辺の現地調査と文献調査(大和市文化創造拠点シリウスで実施)を行いました。

参加者は私を含めて7名、全員顔見知りです。(先日のウィキペディアタウン in 旭図書館に続いてA氏が参加してくれました)出発地は東急田園都市線の「つきみ野駅」、10時に改札前集合です。あの付近の私鉄線には似たような駅名があるためか、混乱したお方が…確かに「つきみ野」「つくし野」「あざみ野」…紛らわしいです。

私は例によって30分近く前に到着してしまったため、少し駅の反対側を歩いてみました。急ではないけど緩やかな起伏のある地形で、彼方の空に大山の姿が。10分ほど歩いてから、また駅前に戻りました。

全員が集まったので、つきみ野駅を後にしました。今回は八王子街道から観音寺(この付近から下鶴間宿)→阿夫利神社御分霊社→下鶴間ふるさと館→鶴林寺→「まんじゅう屋」跡と道標→庚申塔道標と日枝神社(ここまでが下鶴間宿の範囲)→小田急線鶴間駅(ひとまずゴール)というコースです。

DSC_0521.JPG観音寺の門前です。真言宗に属し、山号は「鶴間山」です。ここは「武相卯歳観音札所第一番」の寺院で、聖徳太子像や弁天堂、金亀坊稲荷なども境内に。一際目を惹いたのが、独特の形をしたイチョウの大木ですが上手く撮影できませんでした;;




DSC_0527.JPG艶やかなミカン?の実と義貞公。




阿夫利神社御分霊社には、新田義貞公の像がありました。そばにあった説明板の文字が薄れていて判読不能だったのですが、どうも戦のときにこの付近を通っていたらしいことはわかりました。(前回のウィキペディアタウン in 旭図書館の対象だった白根神社でも、新田義貞公の名前が出てきたことも思い返しました)この神社は、民家と敷地の境が判然としていないです。(道すがら、寺社と見まがいそうな立派な民家も複数見かけました)

次は「下鶴間ふるさと館」、近くに高札場が復元されているのが興味深いです。「下鶴間宿」に関する解説プリントをゲットしたのに続き、館内の和室(出入り自由だが土足厳禁)で参考になりそうな図書を複数閲覧できました。この和室がなかなか気持ちのよい造りになっていたので、いつかの「松下村塾」に続いてここでウィキペディアタウンを開催したいという意見複数。(Wi-Fiと電源の問題がクリアできればイケるかもしれない。駅からは遠いけど)「ヨーカゾー」という奇妙な妖怪伝説(災いを運んでくる一つ目小僧)の説明があって、災いを与えられないように「セート焼き」(どんど焼きや左義長のようなものだろうか)で一つ目小僧が使っている書きつけを燃やしてしまうようです。




DSC_0540.JPGイチョウの黄葉には青空が良く似合います。





次の目的地である鶴林寺には、急な階段を数十段登るのが近道になります。寶亀山壽翁院鶴林寺というのが詳名のようで、浄土宗の寺院です。境内に生育しているイチョウは、「大和市シンボルツリー100選」に選ばれている名木で、遠くからでもその美しい姿が目立ちます。ここは「鶴間学校」の発祥地で、境内には石碑と説明板が残っています。境内墓地には歴代上人様の墓誌があって、第25世(平成25年寂)までが記されていました。(ただし、全員ではなく欠代があったり何代と刻まれてない方も複数)鶴林寺のあたりで、記事に使う写真を撮ることにしましたが、道幅が狭い割に交通量が多く路線バスまで通っていました。(鶴ヶ峰駅行きだったので、白根神社あたりとはそれほど遠くないのかもしれません)

渡辺崋山が宿泊した「まんじゅうや」なる旅籠の跡は…草むらと化していました。(説明板などがなければ絶対にスルーしそう)庚申塔道標と日枝神社を見て、行程はひとまず終了です。

7人そろってのお昼は、鶴間駅に向かう途中の日本蕎麦屋「大むら」さんでした。表から見ていただけではわからなかったのですが、小上がりというには結構広い座敷があって、そこにすぐ入ることができました。ちょうどランチタイムで天ざるが850円とリーズナブル。美味しくいただきました。



電車で大和駅まで出て、大和市文化創造拠点シリウスで文献調査です。(ここ、1度来てみたかった場所の1つでした)5階に郷土資料のコーナーがあって、そこで資料を7人がかりで探しました。石造物、歴史、自然、建造物etc.…全部で20冊くらいあったと思います。(コピーを取りまくりました。大和市の図書館カード所持者がいなかったので)『新編相模国風土記稿』に目を通せなかったのが唯一心残りでしたが、多分地元の図書館にもあるかと思います(自信はない)。

今回は前半ということで、ここでおしまいです。後半というか、23日はいよいよアートフォーラムあざみ野を会場として記事の執筆です。良い記事を残せるようにせいぜい頑張ることにしましょう…っと、ここで1つお詫びです。下鶴間ふるさと館でせっかく人数分の「下鶴間宿」解説プリントをゲットしていたのに、そのまま自宅に持ち帰ってしまいました;;…23日、忘れずに持参します(どこまでもへっぽこがついて回ってます…)




DSC_0525.JPG国道246号バイパス工事のために移設された「五貫目道祖神」。残してもらってよかったけど、寂しげな場所でした。

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