[ここに地図が表示されます]
念のため:このレポートは、2017年7月23日に山梨県立図書館で開催された「ウィキペディア・エディタソン「甲州事編 百科涼覧」」の感想を執筆者として参加した経験からまとめてみたものです。あくまで私の視点による記録となっていますので、とんでもない勘違いや脱落、内容の偏りなどがあるやもしれませんが、平にご容赦ください。なお、文中の人名は(アカウント名も含めて)原則匿名といたしました。
7月23日に山梨県立図書館を会場として、ウィキペディア・エディタソン「甲州事編 百科涼覧」が開催されました。私は執筆者側の1人として前日から甲府入りしていました。なお、開催の経緯については以下のリンクをご参照ください。(読んでみると、私って最初から「執筆者側」のメンツに挙げられていたんだな、と今更ながらびっくり)
ラーコモラボ通信第71号「2017甲府ウィキペディア・エディタソンに向けて」 (2017年06月22日)
22日は午前中に洗濯などの家事を済ませてお昼ご飯を食べてから、新宿駅に向かいました。ノートパソコン(4代目Acer君)を持参するため荷物が重いし、最寄り駅のホームで電車を待っているだけでも暑い…、今回の目的地である甲府はさらに暑さが厳しいはずなので、無事に到着できるか余計な心配をしてしまいました。
新宿からは13:30分発の特急「かいじ109」号(土日運転)に乗って、1時間半ほどで甲府に着きます(在来線の特急に乗るのは数年ぶり、中央線の特急には5年以上乗っていませんでした)。途中、高尾を越えたあたりから雲行きが怪しくなり始め、相模湖を過ぎた時分には大粒の雨のしずくが車窓に当たって流れていきました。(着いたら大雨かな…)と思いましたが、幸い甲府に着いた頃には雨は上がっていました。
雨上がりの甲府は、かなり暑いものの東京とは体感温度的に大差がありません。集合時刻(18:00までに甲府駅南口のホテル東横イン2ロビーへ)までにかなり間があったので、よい機会なので周囲を散策することにしました。(母方の親戚が甲府に近い韮崎市や北杜市にかなりいるはずですが、代替わりなどでほぼ没交渉です。そのため甲府は松本や信濃大町に行くときに通過するだけで、前にちゃんと訪問したのは小学生?の頃という大昔の話になってしまいました)
甲府城址のある舞鶴城公園は、駅から至近距離です。公園を全部歩くと暑さにやられそうだったので、ひとまず眼についた建物だけでもと思って散策を開始しました。近くにあった自販機でミネラルウォーターを1本買ってから、公園に入りました。公園に入る前から、敷地内に高々と聳え立つオベリスク風のちょっと不思議なモニュメントが気になっていました。翌日知ったことですが、これが「謝恩碑」でした。(このときには、私自身がこのモニュメントの記事を書くことになるとは夢にも思いませんでした)
近くにある「稲荷櫓」に入ってみると、中はコンパクトな博物館のようになっています。近年になってから伝統の工法によって再建されたとのことで、1階では歴史や再建までの道のり、工事の様子などを紹介した映像が視聴可能です。(全部観ても1時間足らずなので、しっかり観てきました)映像での案内役は、ゆるキャラ風にデフォルメされた「柳沢吉保」くんです。再び駅に戻って南口方面へ。
駅前南口には、立木の周囲にミストシャワーが設置されている場所が何か所かあってかなり涼しいです。たまたま「4年2組」という2人組のミュージシャンがストリートライブを行っていたので、立木そばのベンチに座ってしばらく聞いてました。(路上から武道館を目指している青年たちだそうです)
4年2組オフィシャルサイト
駅近くのビルにある本屋の売り場を時間つぶしに覗き、それでもまだ時間が余っていたので、駅北口に向かって「藤村記念館」の外側だけ見てきました。国の重要文化財という建物で、もう少し早めに行けば内部の見学もできたようです(残念)
23日のエディタソン会場となる山梨県立図書館は藤村記念館の至近距離にあるので、偵察というわけでもないけどちょっとだけお邪魔しました。…相当広く、天井も高いです。幾つかガラス張りのルームがあったので、(あれが明日の会場か)と思いました。本当は書架の内容なども見ておきたかったのですが、ぐっとこらえて図書館を後にしました(実際には、23日は会場となったルームにほぼ詰めっきりだったので書架を見て回る余裕は全くありませんでした)。
いつの間にか集合時間が近づいていたので、ホテル東横イン2に向かいました。ロビーから某FA執筆者様=以下N氏が私を見つけて手を振ってくれ、無事に合流できました。(もうお一方、某優良執筆者様=以下T氏 もご一緒でした)宿泊予定のメンバーがある程度集まったところでチェックイン、その後18:30に「前夜祭」として宿泊先近くにある「イッセイ」というお店で夕食会です。(N氏の奥様もお越しになられました。明日別のところでイベントがあるため、同行したそうです)
ワインは白ワインオンリーですが、それぞれに個性があって飲み比べるのも楽しいものです。地元や和食の素材とイタリアンをクロスオーヴァーさせたお料理も美味しくいただき、楽しい前夜祭となりました、(「イッセイ」にははるばる東京から通う常連さんもいるほどのお店だそうです)
お店から出ると、雨が…(一時はかなり降っていた模様です)。宿泊先に帰ってシャワーを浴び、無料Wi-Fiを使って4代目Acer君の動作を確認。…無事に動いてます。エディタソン本番で長々とアップデートやらウィルスチェックやら実行されたらかないませんが、その心配が少なくなったのでひとまず安心して眠ることにしました。明日はいよいよエディタソンの本番です。期待半分、不安半分、何が私の前に「題材」として現れるのか、そして私の能力を発揮できる場になるのか…。(あえて下調べも何もせず、予備知識皆無のままで甲府入りしていたのです)
なお、典型的コミュ障の私がWikipedia関連の各種イベントに参加するようになった経緯については以下リンク(ブログの過去ログ)をご覧ください。
転機となったあの会合(どうでもいいネタバレ?あり)
この記事へのコメント