牧阿佐美バレヱ団「ドン・キホーテ」(2017年6月11日、文京シビックホール)

演出・振付 アザーリ・M・プリセツキー
      ワレンチナ・サーヴィナ
     (プティパ、ゴルスキー版による)
作曲    レオン・ミンクス
美術・装置 川口直次
衣装    川口弘子
指揮    デヴィッド・ガルフォース
管弦楽   東京オーケストラMIRAI

キトリ(ドルシネア)阿部裕恵
バジル      清瀧千晴  
ドン・キホーテ  保坂アントン慶
サンチョ・パンサ 橋本哲至
エスパーダ    菊地研
街の踊り子    中川郁
キトリの友達   阿部千尋、須谷まきこ(1幕)日高有梨、中川郁(3幕) 
マタドール(トレロ)塚田渉、中島哲也、坂爪智来、石田亮一、濱田雄冴、鈴木真央、元吉優哉、米倉大陽
ガマーシュ    今勇也
酒場の踊り子   茂田絵美子
森の女王     佐藤かんな→茂田絵美子(負傷による代役)
キューピッド   米澤真弓

取り急ぎ主要キャストを。(後日時間のある時に書き足します)

楽しい2日間があっという間に終わってしまいました。私個人の好みとしては、今日の方が良かったなと。

理由はいくつかありますが、個人的には清瀧&菊地という牧のトップダンサー2人の競演と、新しいプリマバレリーナ候補、阿部裕恵さんの堂々たるデビューといったところです。(3幕グラン・パのコーダで、会場から思わず手拍子が。サ○チュー様がご存命ならお怒りになったかもw) 見せ場のフェッテ、前半は華麗にダブル(トリプル?)で回り続け、後半はシングル。会場全体が盛り上がりました。

そしてバジル役の清瀧さんもエスパーダ役の菊地さんも絶好調で、特に1幕2場ではどちらを観ていたらいいのか、贅沢な悩み?が。(昨日のエスパーダ役だったラギさんもイケメソだし、以前の「NHKバレエの饗宴」のときに比べて復調していたけど、踊りは菊地さんの方が良かったので)

あと、バジルの衣装がかっこよくなってました。本来、牧仕様のバジル衣装は白メインの上下で、着る人をかなり選ぶデザインでした。(清瀧さんには問題ないけど、菊地さんには似合っていなかった…)。前回の公演から菊地さんは黒メインのコスチュームにワインレッドっぽいスパンコール(なのかな、やっぱり)で、イケメソ度5割増しになってましたが、今回は清瀧さんのコスチュームも黒の上下に金モール風のデコレーションのついたものに代わっていて、颯爽たるものでした♪

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