花と緑と美を求めて

谷村美術館の庭園.jpg玉翠園。近くの山を借景にした庭園です。緑と清流が織りなす風景は、すがすがしく美しいです。

今日は1人でバスツアーに参加してきました。貸し切りのバスで、参加者は私を含めて15人ほど。ランチと美術館、つつじ園の入場料込みで1人3,900円(税込み)でした。ガイドを務めてくださった女性(ジオパークガイドの資格を一念発起して取得したそうです)のお話によると、「今年は雪は少なかったのに寒かったので、藤やつつじの開花が遅れています」とのことでした。(確かに、八重桜が咲き誇っていて藤やつつじはあまり咲いていませんでした)

駅前を出発して、最初の目的地は「月不見の池」です。太古に発生した「地滑り」が成因となる池で、同じく地滑りが運んできた奇岩巨石が周囲に散在しています。ウィキペディアの記事は駆け出し時代の私が書いたんだけど、言い訳できないサブサブスタブ('_')

治水工事の不首尾によって、水位が変わってしまったそうです。池月不見の.jpg

藤の名所としても知られていますが、その藤も老齢化によって、かつての「月が見えないほど」という風情は失われつつあるようで惜しいことです。

少し離れた早川地区では恒例の「藤まつり」が開かれていました。それぞれの家や商店などが、丹精した藤の鉢(というには大きいですが)を展示しています。ただし、咲いている藤は少なかったです。近在のお方のご厚意によって、その方の自宅にある藤(日当たりのよいお庭で、かなり咲いていました)を見せてもらうことができました。花の香に誘われて、くまんばちがぶんぶんと飛んでいます。他にも見事な牡丹やちょっと珍しいウラシマソウなども。(個人のお宅なので、写真は遠慮しました)

お昼は糸魚川市内に戻って「魚がし」で海鮮丼ランチ(^^♪ 2種類のミニ海鮮丼(甘海老と地魚)に魚のあら汁、小付けなど。新鮮なお魚は非常に美味でしたし、あら汁(大好き)も美味しかったです。惜しむらくは、メニューの詳細(どんなお魚を使っていたのか)がわからなかったことくらい。


魚がし (うおがし) - 糸魚川/魚介料理・海鮮料理 [食べログ]
 (どういうわけか、Englishのページに飛ばされます??)

その後、バスは谷村美術館へ向かいました。この美術館は地元の建設会社社長が私財を投じて建設したもので、木彫芸術の大家として知られる澤田政廣氏の仏像彫刻を展示しています。建物は村野藤吾氏の最晩年の設計、隣接する庭園(玉翠園)は現代の小堀遠州と称される中根金作氏の作庭によります。

シルクロードの遺跡を想起させる建物は、鋭角や直線を極力排したような作りで、照明は自然光を柔らかく取り込んで仏像をさらに印象深く見せています。仏像は創設者の私有だったものを、地元寺院(正覚寺)のご住職の「一人で見ているだけではいけない」との意見を容れて美術館を建設したという話を聞きました。

ツアーの最後は「月華山かねこつつじ園」。私有の庭園(約5500平方メートル!)の斜面地に、3500株に上るつつじの株が植栽されています。ただ、咲いていたのは早咲きの「おおむらさき」(わりとポピュラーな赤紫色の大輪)くらいでした。「平戸つつじ」(これもよく見かける白色の品種)はまだつぼみのままでした。斜面を登って望んだ市街地の眺めはよく、これが花盛りの時期であればさぞや、と思わせるに十分でした。

谷村美術館.jpgこれが谷村美術館。見に行った甲斐がありました。





この記事へのコメント


この記事へのトラックバック