今日たまたま、牧 阿佐美バレヱ団からのDM(来年の公演予定などが入ってた)に目を通していたら、思い出しました。数年前まで世田谷美術館の前庭で年一回開催されていた「サマーナイト・バレエ」を。
砧公園内に立地しているため、緑の多い庭に設えられた特設の舞台で、牧のダンサー(国内でも有数の歴史あるバレエ団でダンサーのレベルは高いし、女性は結構美人が多い)が真夏の一夜の夢の如くに舞い踊ります。
でも抽選だったため、なかなか観覧の機会がなくて…。
やっとチケットが当たったと思ったら「その年で最後の開催」でした。
記憶が完全になくなってしまう前に、備忘録代わりに少し書き留めておきます。
(記憶違いは多々ありそうですし、キャストなどの細部はもうわかりません)
演目
1 グラン・パ・ド・フィアンセ
(チャイコフスキー作曲、J・カーター振り付け)
今を時めく上野 水香さんがこのパ・ド・シス(だったよね、確か)に出ていた覚えが。
2 「ラ・シルフィード」第2幕より
森の中でのジェームズとシルフの戯れを、コールドバレエ付きで。前庭の緑が舞台装置の役目まで果たしていました。佐々木想美さんのシルフ、綺麗で軽やかだったな…。逸見智彦さんも、キルトが似合ってました。(日本人では着こなすのがむずいとおもう)
3 「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
バランシン振り付けの佳品。大畠 律子さん、巧くて可愛らしい人だったけど、もう牧にはいないのね…。
4 「白鳥の湖」第3幕 舞踏会の場
あの日、多くの人が目的にしていたと思われる、草刈 民代さん出演…だったはずが、足の軽い故障とかで、急遽大畠さんが代役に。(彼女、可愛いタイプなんで黒鳥向きではないと思ったんだけど、踊り自体は非常に巧い)
…上野さん、佐々木さん、大畠さん、移籍したり現役から退いたり、随分牧のメンバーも変わってしまったな、と懐旧の念を起こした次第です。
いつかまた、復活してほしい催し物の一つです。(景気完全回復まで無理かな?)
追記:2005年のブログに出ていた記事から引っ張ってきました。結局復活しないまま今日に至ってますが…牧がダメなら世田谷区内に本拠地がある井上あたりで復活できないものかな、と時々考えてます。何年も続けて応募していたのに、当選したときが(現時点で)最後の開催なんて。
ちなみに、文中に出てくるダンサーの方々で今も牧に在籍しているのは逸見智彦さんだけになってしまってます。(彼、最近牧の舞台ではあまり踊ってくれないような。これも寂しい)
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント