ダーシー・バッセル(タイトルロール)見たさにチケットを取りました。結果的には大正解でしたが…今回は、キャスト変更が多かったようで。
所見の回で、王子を演じる予定だったジョナサン・コープが「内臓疾患」で代役が立ってた(苦笑)コープって病気と怪我が結構多いのね。
コープは長身で、優雅な雰囲気を持っているし、ダーシーやシルヴィ・ギエムみたいな大柄なバレリーナとのパートナーシップでも魅せてくれるのに…。
でもコープ「今年で42歳」だったんですか。今回の来日公演が最後になるかもしれない orz
代役のグルジア出身の若い王子様、…まだダーシーの貫禄につりあってないですが、これは致し方ないでしょう。
一番気になってた(ある意味怖かった)のは、直前の韓国公演で起こった「大道具トラブル」。…1幕1場から2場(シンデレラの実家から不思議な世界へ)の場面転換で、何というかものすごい音が会場内に響いてました。…螺子みたいのまで落下してた…。会場からも失笑とざわめきが漏れてました。
バッセルの美しさと素晴らしい踊りの他で、よかったのは芸達者なダウエルとスリープが演じ踊る「醜い姉さん」たち。厚かましい長姉と、要領が悪くて引っ込み思案な次姉。特に2幕舞踏会の、物凄いスピードのパ・ド・カトル(ウェリントン?とナポレオン?が何故かお相手)は爆笑物です。
追記:2005年のブログからです。アシュトン振付「シンデレラ」は新国立劇場バレエ団もレパートリーに入れてて、私も2回観ています。同様の大道具トラブルが新国立劇場でも起きていて、馬車が走行中に「分解」したとか(こ、怖い…)。幸いにして、私はその現場を目撃してません。
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