NHK、もっとバレエの放送増やせ!と密かに叫んでます。私は受信料不払いにしてないんだから、このくらいは要望しても問題ないかと。以前と同じくらい(衛星だけでなく地上波でも)放送してほしいものです。特に新国立劇場関連は。
放送を見て「あ、失敗した」と思いました。やはり無理してでもチケット買うべきだったと。
主演の二人(ボリショイのザハーロワとウヴァーロフ)の足先や身のこなしの美しいこと。以前ウヴァーロフのバジルはボリショイの来日公演でも見ているのですが、やはり颯爽としてカッコイイです。
脇も流石に豪華です。
エスパーダ役のガリムーリン。私が最初に見た「ドン・キ」のバジル役はこのお方でした。元気溌剌、ちょっとやんちゃなバジルで、素敵で目に焼きついてます。あの頃より…一回り大きくなったようですが、見せ場を心得た踊りはとても素晴らしいです。
キューピッドの斉藤さん、街の踊り子の真忠さんなどもよかったです。
それに、男性陣の頭数と質が揃ってるので、1幕の見せ場、闘牛士の踊りの場面や、2幕のジプシーの踊りなどもかなり見せてくれますね。(どことは言わんが、今年見た某バレエ団の「ドン・キ」は、男性がトホホだったので)
あと、気になったことが一つ。
放送ではジプシーのことを「ロマ」と表記してました。やはりあれって「放送コード」的にまずいのかな、と。(でも各バレエ団のプログラムなどでは普通に「ジプシー」の単語を使っていますが)
追記:2005年のブログからです。新国立劇場バレエ団の「ドン・キ」は思い返すと劇場で3回観ていて、最初が小嶋&宮内、次が厚地&川村、一番最近が今年5月の井澤&米沢でした。
とりわけ、小嶋直也さんのランヴェルセ(上体を仰向け気味に使いながらの回転技)の鮮やかさは未だに忘れられません。
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