第1幕(サンタ・ルチアの港町)
ジェンナロ(若い漁師):トマス・ルンド
ヴェロニカ(未亡人):エヴァ・クロボー
テレシーナ(その娘):ティナ・ホイルンド
フラ・アンブロシオ(修道士):ポール=エリック・ヘセルキル
ジャコモ(マカロニ売り):ケン・ハーゲ
ペポ(レモネード売り):フレミング・リベア
ジョヴァニーナ:ルイーズ・ミヨール
パスカリロ(大道芸人):モーエンス・ボーセン
ドラマー:アレクサンダー・サックニック
カルリーノ(人形師):トーマス・フリント・イェッペセン
バラビル:
マリア・ベルンホルト、エリザベット・ダム、キジー・ハワード、
アルバ・ナダル、ジュリー・ヴァランタン、ルイーズ・エステルゴール
チャールズ・アナセン、ウルリック・ビヤケァー、セバスティアン・クロボー、
マルチン・クピンスキー、クリストファー・リッケル、アレクサンダー・ステーゲル
ほか漁師、ナポリの人々、旅人、浮浪者
第2幕(青の洞窟)
海王ゴルフォ:フェルナンド・モラ
コラーラ(海の精):セシリー・ラーセン
アルゼンチーナ(海の精):スザンネ・グリンデル
16人の海の精:
アマリー・アドリアン、マリア・ベルンホルト、ジェイミー・クランダール、エリザベット・ダム、
サラ・デュプイ、エレン・グリーン、レナ=マリア・グルベール、レベッカ・ラッベ、
ブリジット・ローレンス、ジョルジア・ミネッラ、アルバ・ナダル、
アナスタシア・パスカリ、マティルデ・ソーエ、ジュリー・ヴァランタン、
エスター・リー・ウィルキンソン、ルイーズ・エステルゴール
第3幕(ナポリ近郊・ヴィルジヌ山の麓)
パ・ド・シス:
キジー・ハワード、ギッテ・リンストロム、クリスティーナ・ミシャネック、ヤオ・ウェイ
ニコライ・ハンセン、ネーミア・キッシュ
ソロ:
アレクサンダー・ステーゲル、キジー・ハワード、ニコライ・ハンセン、
トマス・ルンド、ティナ・ホイルンド、ジェイミー・クランダール、ヤオ・ウェイ
スリー・レディース:
アマリー・アドリアン、エスター・リー・ウィルキンソン、ルイーズ・エステルゴール
タランテラ:ジュリー・ヴァランタン、モーテン・エガト
フィナーレ:全員
指揮:ヘンリク・ヴァウン・クリステンセン
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
楽しいバレエでした。
1,3幕の現実の光景と2幕の幻想世界の対比、3幕での畳みかけるような踊りの連続による昂揚したフィナーレ…。
このバレエ団、芸達者な人が多いので、マイムが多い1幕も退屈せずに観ることができました。デンマークから来てくれた子役たちも可愛いし。
幸せな気分で家路に着きましたが、主役の『ジェンナロ』役のルンドは「ハンサムな若い漁師」というには、かなりトウが立ちすぎていたような(ゴメンナサイ)
1幕でのあの衣装(半ズボンかステテコにしか見えなかった)から出ていた太腿が何とも逞しいこと。(踊り自体は俊敏で実に巧い人でした)
テレシーナの「早替わり」(衣装の引き抜き)など、見所満載で、またそう遠くない将来に観られればいいな、と思いました。(9年ぶりの来日だったとは…)
追記:2009年のブログからです。「ナポリ」は作品の知名度のわりには、全幕での上演は本家デンマークロイヤルの来日公演くらいしかないので…。(少なくとも日本のバレエ団では、有名なパ・ド・シスくらいしか上演してないのでは)この年はもう一つ『ロメオとジュリエット』を上演してるので、改めてこちらにも感想文をアップします。
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