帰宅後、感動と興奮が覚めやらないまま、PCに向かおうとしたら短く軽い揺れのあとに長い揺れが…。(震度3のわりには怖かったです)
ともあれ、昨年の牧での初演が素晴らしかったため、再演も期待していたので大満足です。もっとも、ローラン・プティ氏の作品の場合、初演そのままでの再演は(特にこういう作品の場合)あまりないようですが。(デューク・エリントンバレエもかなり変わってた)
一番変わってたのは、去年は休憩が1回入ったのに、今年は休憩なしの一挙上演。そして踊り手も(ゲストを含めて)かなり違います。
上野 水香さんがいなくなったし(東京バレエ団への移籍にかなり驚いた)去年強烈だったパリ・オペラ座の超大型エトワール(本当に大型…)、マリ・アニエス・ジロー嬢の代わりにフランスからのダンサー「スライド」さんが参加。(凄い身体能力を見せてくれました、彼は)そしてルシア・ラカッラさんとシリル・ピエールさんの出演も嬉しかったです。(この間の日本バレエフェスティバル以来だから、今年3回鑑賞したことになります)
曲目
1 Run Like Hell 2 Money 3 Is There Anybody Out There
4 Nobody Home 5 Hey You 6 One of These days
7 Careful with That Axe Eugene 8 When You're In
9 Obscured by Clouds 10 The Great Gig in the sky
11 Echoes 12 Run Like Hell 13 Echoes
Final One of These days
「One of These days」(吹けよ風、呼べよ嵐)という曲は、知ってる人も多いのではないかと(私のプロレスマニアの弟が『アブドーラ・ザ・ブッチャーのテーマ』とのたまっていた)
幕開けの「Run Like Hell」を踊った菊地さん、去年よりかなり上手くなったような。 ただソロの踊りなので、後半で同じ曲を踊ったスライドさんと4人のストリートダンサーと比べてちょっと分が悪かったようです。(この4人も去年とメンバーが一部変わってますね。森川 次朗さんがいないのが淋しかったですけど、みんないいダンサーです)
他にもアルタンフヤグ・ドゥガラーさん(長い名前だが、モンゴルからのゲストの若手ダンサー、いい踊り手です)やレイモンド・レベックさん(草刈さんとしっとりと美しいパ・ド・ドゥを魅せてくれた)、もちろん牧のダンサーの皆様も素晴らしかったです。(One of These days、最高でした)
但し、日曜のわりに客席の空きが気になって…。(去年のNHKホールのときより入ってなかったような)それに最後の「One of These days」去年は複数回繰り返しで踊って、ゲストなどの即興のソロがあって盛り上がったのに、今年は1回のみでゲストなどの踊りもありませんでした。
菊地さんやアル君(長すぎるので略した)などが踊れるうちに、何度でも再演していただきたい演目です。素晴らしい公演をありがとうございました。
追記:2005年のブログからです。明日、プティ氏の「ノートルダム」を観にいくので何かプティ氏の関係で書いたものがあったはず、と思って探したらこれが出てきました。(ひたすら懐かしい)
残念ながら、2004年(初演時)の感想文は(昔の日記に書いていたので)ログが見当たらないです…。
ピンク・フロイド・バレエ(牧阿佐美バレヱ団ウェブサイトより)
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