「ルグリと輝ける仲間たち」全幕特別プロ「白鳥の湖」2007年8月16日(木)18:30開演 ゆうぽうと簡易保険ホール

◆主な配役◆

【第1幕】

ジークフリート王子:オドリック・ベザール
王妃:加茂律子
道化:マチアス・エイマン
家庭教師:野辺誠治
パ・ド・トロワ:マチルド・フルステー、シャルリーヌ・ジザンダネ、アクセル・イボ
ワルツ(ソリスト):西村真由美、乾友子、高木綾、奈良春夏、田中結子、前川美智子

【第2幕/第4幕】

オデット:ミリアム・ウルド=ブラーム
ジークフリート王子:マニュエル・ルグリ
悪魔ロットバルト:ステファン・ビュヨン
四羽の白鳥:佐伯知香、森志織、福田ゆかり、阪井麻美
三羽の白鳥:西村真由美、高木綾、奈良春夏

【第3幕】

オディール:ドロテ・ジルベール
ジークフリート王子:マチュー・ガニオ
悪魔ロットバルト:ステファン・ビュヨン
王妃:加茂律子
道化:マチアス・エイマン
司会者:野辺誠治
チャルダッシュ(第1ソリスト):長谷川智佳子、大嶋正樹
       (第2ソリスト):森志織、福田ゆかり
                高橋竜太、氷室友
ナポリ(ソリスト):高村順子、マチアス・エイマン
マズルカ(ソリスト):田中結子、坂井直子、中島周、横内国弘
花嫁候補たち:小出領子、西村真由美、乾友子、佐伯知香、高木綾、吉川留衣
スペイン:井脇幸江、奈良春夏、後藤晴雄、平野玲

指揮:アレクサンドル・ソトニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


道化を踊ったマチアス君が実によかったです。愛嬌たっぷり、踊りの見せ場もたっぷり。(マチアス君の衣装は東バの道化と同じでした。1幕のグランピルエットでちょっと危なかったけど、しっかり小芝居もやってたし)

1幕はマチアス君とアクセル君(「スーパーバレエレッスン」に出てたころに比べてぐっと上手くなってた)の方に目が行ってて、主役のはずのべザールの印象が、ちょっと薄かったです。(アクセル君と並んでたとき感じたけど、首というか頭がやや前に出ているような。もともとそういう体型なんだろうか)

ミリアムは愛らしい白鳥姫(ちょっと泣きべそ顔っぽく見える)で、適役でした。
ドロテはグランフェッテ(前半はシングル2回、ダブル1回、後半はシングルだったろうか)の最後でちょっと端折ったみたいです。(バランスを崩したように見えた。でもチャーミングなオディールです)

マチューは光り輝かんばかりに美しく、ルグリは流石の存在感。(何で今まで日本で『白鳥』を踊ってくれなかったんだろ??)
3幕のロットバルトの衣装(オディール・王子ともにパ・ド・トロワを踊る)が東バの「あれ」ではなく、パリ・オペラ座版でほっとしました。ロットバルト役のビュヨン、マント捌き(たっぷりしたマントだから難しそう)も颯爽としていました。(東バのは…お世辞にも趣味がいいとは言えない。白の胴着に黒鳥のアップリケ、おまけに角の生えたヴァイキングみたいな兜だし。もっとも最近は兜をつけないことも多いけど)
スペインの井脇さんは、もう名人芸です。

コールドはいつもながら足音が…。(脳内で白鳥の羽ばたきに無理やり変換しながら見てた)
あと、相変わらず1幕のコールド男性陣の趣味の悪い衣装が気になって仕方なかったです。(帽子は不要とつくづく思う)

追記:2007年のブログからです。
衣装について文句を言ってますが、これは東バのコールド男性陣が当時妙なデザインの帽子をかぶっていたため、スタイルに問題ある人の場合余計見た目が残念なことになってたんで…。(何というか…手塚先生の名作漫画「リボンの騎士」に出てくる「チンク」みたいな帽子だった…)

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック