牧阿佐美バレヱ団「ライモンダ」全3幕(2008年10月、五反田ゆうぽうとホール)

牧阿佐美バレヱ団「ライモンダ」全3幕(10月24日ソワレ、五反田ゆうぽうとホール)

改訂演出・振付
    三谷 恭三
演出・振付
    テリー・ウエストモーランド
    (プティパ/イワノフ版による)
音 楽 A・K・グラズノフ
美 術 ボブ・リングウッド
指 揮 デヴィッド・ガルフォース
管弦楽 ロイヤルメトロポリタン管弦楽団

ライモンダ 伊藤友季子
ジャン・ド・ブリエンヌ(ライモンダのフィアンセ、若き騎士)
 京當侑一籠
アブデラクマン(サラセンの若き長)菊地 研
ドリ伯爵夫人(ライモンダの叔母)坂西麻美 
クレメンス(ライモンダの親友)笠井裕子
ヘンリエット(ライモンダの親友)吉岡まな美
ベランジェ(ライモンダの親友)今 勇也
ベルナール(ライモンダの親友)ラグワスレン・オトゴンニャム
アンドリュー2世(ハンガリー王)京谷幸雄

第1幕1場(ライモンダの誕生祝い)
貴婦人 柄本奈美、貝原愛、又吉加奈子、山中真紀子、杉本直央、鈴木理奈、木村知寿、福士綾弓、鵜丹谷南、村上雅恵、竹石玲奈、長谷川修子
若い友人たち(ワルツ・カップル)
奥田さやか、小橋美矢子、加藤裕美、竹下陽子、坂梨仁美、海寳暁子、佐々木可奈子、坂本春香
塚田渉、保坂アントン慶、徳永太一、邵智羽、坂爪智来、石田亮一、濱田雄冴、宮内浩之
使者 藤井学、篠宮佑一
第1幕2場(ライモンダの自室)
第1幕3場(夢)
第1ヴァリエーション 加藤裕美
第2ヴァリエーション 小橋美矢子
コールド・バレエ(ワルツ・ファンタスティック)
館野若葉、柄本奈美、渡辺悠子、貝原愛、関友紀子、坂梨仁美、又吉加奈子、山中真紀子、藤原まどか、大野智子、日高有梨、杉本直央、塚田織絵、鈴木理奈、小塚悠奈、宮原由后、柳川真衣、福士綾弓、織山万梨子、米澤真弓

第2幕(アブデラクマンの登場とジャンの帰還)
貴婦人 又吉加奈子、山中真紀子、杉本直央、鈴木理奈、木村知寿、福士綾弓、鵜丹谷南、竹石玲奈、村上雅恵、長谷川修子
芸人 野口かほる、森脇友有里、今井真彌子、小松見帆、北中玲名、安部里奈
伊藤隆仁、小針亮、細野生、上原大也、篠宮佑一、濱田雄冴
サラセン人 坂梨仁美、佐々木可奈子、柄本奈美、徳永太一、邵智羽、高鴿
スペイン人 橋本尚美、塚田渉

第3幕(結婚式)
チャルダッシュ 海寳暁子、伊藤隆仁
渡辺悠子、貝原愛、関友紀子、大野智子、日高有梨、宮原由后、米澤真弓
藤井学、依田俊之、石田亮一、細野生、高鴿、上原大也、篠宮佑一
マズルカ 柄本奈美、坂梨仁美、山中真紀子、杉本直央、佐々木可奈子、茂田絵美子
グラン・パ・クラシック
橋本尚美、吉岡まな美、奥田さやか、小橋美矢子、笠井裕子、加藤裕美、竹下陽子、坂本春香
保坂アントン慶、徳永太一、今勇也、邵智羽、坂爪智来、ラグワスレン・オトゴンニャム、塚田渉、濱田雄冴
ヴァリエーション 吉岡まな美
パ・ド・カトル 今勇也、坂爪智来、ラグワスレン・オトゴンニャム、塚田渉
パ・ド・トロワ 笠井裕子、加藤裕美、坂本春香

【あらすじ】
〈1幕〉時代は中世、フランス・プロヴァンス地方。
ドリ伯爵夫人の姪ライモンダに、十字軍に遠征している婚約者のジャンから、もうじき帰還するという知らせとともに額に入った彼自身の肖像画を贈られる。
友人たちとともに肖像画に見入っているうち、ライモンダは疲れて眠ってしまう。その夢の中でライモンダは絵から抜け出してきたジャンの幻影と共に踊り、彼女は幸せに包まれる。
〈2幕〉伯爵夫人の城で盛大な宴が開かれる。
そこへ招かれざる客、サラセンの若き長アブデラクマンとその手下の芸人たちが現れる。アブデラクマンは、美貌で聞こえの高いライモンダを見初め、彼女を略奪しようと企んでいた。
様々な手段でアブデラクマンはライモンダを誘惑するが、ライモンダはあくまでも拒絶し、友人たちも彼女を守ろうとする。
業を煮やしたアブデラクマンは、芸人たちに命じて宴の場に混乱を起こさせ、その隙にライモンダを誘拐しようとする。
そこへ折りよくジャンが帰還し、攫われかけたライモンダを救う。
ジャンとアブデラクマンは決闘となり、死闘の末にアブデラクマンはジャンの剣に斃れる。
〈3幕〉ライモンダとジャンの結婚式。
二人は伯爵夫人やハンガリー王アンドリュー2世、そして友人たちや各国からの賓客に祝福されて華やかな祝宴を繰り広げる。

夜遅いので取り急ぎ主要キャストと感想をちょっとだけ上げておきます。
プログラムに載ってた前回公演舞台写真の中で、旅芸人と思しき『あれ』(何と申しますか…「マルコメ君」風丸坊主みたいな妙な髪型。しかも男性も女性も同じだった)は、今回はわりと普通でした。(もし今回も『あれ』だったら気になって舞台に集中できなかったかも)
それから、久々にアントンさんの踊りを観た気がします。(1幕のワルツ、3幕のグラン・パ・クラシックに両方とも出てた)今年になってから私が観たのはロットバルト、ドン・キホーテ、ロレンス神父と殆ど踊りがない役ばっかりだったんで。

…かなり眠いんでまた書き直します…と思いながら書きかけになってるバレエ感想が1つや2つじゃないんだなあ、私ってorz

さて、感想の続き。
伊藤さんは姫キャラにぴったりで、実に可憐でした。(2幕のフェッテ競争で早めに脱落してしまったのだけが惜しかった)脇を固めたのが吉岡・笠井という大人っぽい長身美女2名だったので、余計少女っぽく見えて。アブデラクマンに誘惑される2幕は(結果はわかっているけど)かなりハラハラ。
京當さん、精悍で男っぽいジャンで目の保養だったです♪(見せ場で失速したように見えた部分があったけど)ただ、ジャンがアブデラクマンと決闘する場面でのあのとどめの刺し方は…。(あちこちのバレエサイトで突っ込まれてたので、かなり笑ってしまった私)
菊地さん、自分の魅力に絶対の自信を持ってるアブデラクマンで、役作りの方向性は正しいと思うけど…何だかメイク薄すぎ…。もう少しアクの強さを出してもよかったのでは。

キャストを入力してて改めて気づいたんですが、24日と26日のキャストは共通してる部分がかなり多かったのですね。(ワルツ・ファンタスティックとか芸人の面々やら3幕のディヴェルティスマンとか)
特にワルツ・ファンタスティックの透明感が、本当に素敵でした。

牧阿佐美バレヱ団「ライモンダ」全3幕(10月26日マチネ、五反田ゆうぽうとホール)

ライモンダ 青山季可
ジャン・ド・ブリエンヌ(ライモンダのフィアンセ、若き騎士)
 逸見智彦
アブデラクマン(サラセンの若き長)菊地 研
ドリ伯爵夫人(ライモンダの叔母)坂西麻美 
クレメンス(ライモンダの親友)奥田さやか
ヘンリエット(ライモンダの親友)竹下陽子
ベランジェ(ライモンダの親友)今 勇也
ベルナール(ライモンダの親友)ラグワスレン・オトゴンニャム
アンドリュー2世(ハンガリー王)京谷幸雄

第1幕1場(ライモンダの誕生祝い)
貴婦人 柄本奈美、貝原愛、又吉加奈子、山中真紀子、杉本直央、鈴木理奈、木村知寿、福士綾弓、鵜丹谷南、村上雅恵、竹石玲奈、長谷川修子
若い友人たち(ワルツ・カップル)
小橋美矢子、加藤裕美、大野智子、日高有梨、海寳暁子、佐々木可奈子、坂本春香、茂田絵美子、米澤真弓
塚田渉、保坂アントン慶、徳永太一、邵智羽、坂爪智来、石田亮一、濱田雄冴、宮内浩之
使者 藤井学、篠宮佑一
第1幕2場(ライモンダの自室)
第1幕3場(夢)
第1ヴァリエーション 海寳暁子
第2ヴァリエーション 坂本春香
コールド・バレエ(ワルツ・ファンタスティック)
館野若葉、柄本奈美、渡辺悠子、貝原愛、関友紀子、坂梨仁美、又吉加奈子、山中真紀子、藤原まどか、大野智子、日高有梨、杉本直央、塚田織絵、鈴木理奈、小塚悠奈、宮原由后、柳川真衣、福士綾弓、織山万梨子、米澤真弓

第2幕(アブデラクマンの登場とジャンの帰還)
貴婦人 又吉加奈子、山中真紀子、杉本直央、鈴木理奈、木村知寿、福士綾弓、鵜丹谷南、竹石玲奈、村上雅恵、長谷川修子
芸人 野口かほる、森脇友有里、今井真彌子、小松見帆、北中玲名、安部里奈
伊藤隆仁、小針亮、細野生、上原大也、篠宮佑一、濱田雄冴
サラセン人 坂梨仁美、佐々木可奈子、柄本奈美、徳永太一、邵智羽、高鴿
スペイン人 吉岡まな美、塚田渉

第3幕(結婚式)
チャルダッシュ 海寳暁子、伊藤隆仁
渡辺悠子、貝原愛、関友紀子、大野智子、日高有梨、宮原由后、米澤真弓
藤井学、依田俊之、石田亮一、細野生、高鴿、上原大也、篠宮佑一
マズルカ 柄本奈美、坂梨仁美、山中真紀子、杉本直央、佐々木可奈子、茂田絵美子
グラン・パ・クラシック
橋本尚美、吉岡まな美、奥田さやか、小橋美矢子、笠井裕子、加藤裕美、竹下陽子、坂本春香
保坂アントン慶、徳永太一、今勇也、邵智羽、坂爪智来、ラグワスレン・オトゴンニャム、塚田渉、京當侑一籠
ヴァリエーション 吉岡まな美
パ・ド・カトル 今勇也、坂爪智来、ラグワスレン・オトゴンニャム、塚田渉
パ・ド・トロワ 笠井裕子、加藤裕美、坂本春香

結局今日も観に行ってしまいました。
2日間とも楽しい舞台で大満足でしたが、このバレエ団のライモンダのヴァージョンは、1幕についてはやや平板で冗長かも。(その代わり2,3幕は大変に盛り上がるけど)
それにアブデラクマンの出番があっという間に終わってしまう感が。(折角菊地さんが踊ってたのに)菊地さんは昨日ベランジェを踊ってたんでこの日を取った方が(菊地さん鑑賞?には)よかったのかな、と。
本日の主役二人も素敵でした。青山さんはテクニックが安定してて華やか、逸見さんは優雅です。
それから伯爵夫人の坂西さんが、貴婦人の気品と城の女領主の貫禄を併せ持った実に見事な役の造形でした。
今日の3幕、グラン・パ・クラシックに一昨日の主役・京當さんも加わってました。やはり彼は一際目を惹きますね♪(彼に限らずイケメンが多くなって目の保養と言うか命の洗濯と言うか、実にいい物を見せていただきました)

11年ぶりの再演ということで、プログラム所載の前回公演と思しい写真には、既に退団してしまった方々の姿がかなり見受けられました。
(ちょっと寂しいかも)

*2008年のブログから引っ張ってきました(2つの記事を1つに再構成)
この年牧は「ライモンダ」を計3公演上演しているので、そのうち2つを鑑賞しことになります。

私の観た伊藤友季子さん(すでに牧を退団)の舞台で一番よかったのが、この作品でのタイトル・ロールです。
今は指導に専念なされているようですが、また遠くない将来に舞台でお目にかかれる日を待っています。
(シルフィードなどのバレエ・ブランも観てみたい)

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック